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日記 … Kametarou Blog
宝塚、能登、金沢、飛騨への旅(2)
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北陸地方は大雨と報道されていたが、7月28日に無事小松市に到着。
29日午前、札幌からの「一行」を待つ。小松空港でのテレビは、雨の影響で羽田からの飛行機は引き返すかも知れません、と言っていたが、ほとんど定刻に着く。
杉野さん運転のレンタカーで能登半島を北上し、輪島市に泊まる。この宿舎で夕食後「御陣乗太鼓」を鑑賞。実に勇壮な響き。太鼓の響きがこれほど迫力があるとは初体験といってもいい。
上杉謙信軍がその昔(1570年代?)能登に攻めてきたとき、これを迎え撃った能州の民衆が打ち鳴らした太鼓がこの響きのルーツだったという。
上杉謙信は戦国の一人の雄。武田信玄と並ぶ英雄である。もしあと10年生きていたなら織田信長を凌駕していただろうといわれる名将であった。しかし能登の人たちからすれば侵略者である。
北海道ではアイヌと和人の関係があるが、これよりもはるかに古い歴史の逸話があったことを知る。
上杉謙信が「越山合わせ得たり能州の景」と詠んで、能登の支配を誇ったが、これもながくは続かなかった。このあたりのことも、旅行前に知っていれば御陣乗太鼓への印象もまた違ったものになったろう。
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