少子高齢化の問題(1)

少子問題と高齢化問題は組み合わせて言うべきではないのではないか。前者は政治的社会的課題でこれは歴史的にも世界諸国の教訓から解決の糸口を考えることができる。高齢化は現実問題で寿命が伸びているという積極的意味をもっている。

少子化は世界のいわゆる先進国の共通の問題らしいが、唯一フランスはこの解決の方向を進んでいるという。
日本は、いろいろなところで言われているが、このままの人口の漸減減少が続けば50年後に実にゆゆしき事態になる。
政治的にも、各党もまた政府の政策としても「少子化問題」は言われている。しかしこの成果の「気配」はまだ生まれていないのではないか。
尤も地球的レベルで言えば、人口が今よりも大幅に減少することはプラスのようだが、それはしかし別次元の問題だ。

政治的にも、日本の社会全体の問題としても、人口増を(外国からの移民問題も含めて)総合的に、国民的に議論する時期に来ているのではないか。もうやっている、という人もいるだろうが、具体的な議論の内容と広がりはまだまだ目に見えない。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 二刀流の覇者... 少子高齢化の... »