中神劇場「樹のおつげ」

 

9月2日(金)、第5回目のSJGゼミは少々趣向を変えて、本学園の非常勤講師の中神治夫さんによる「ひとり芝居」を鑑賞することにした。中神さんはこの10数年間、主としてフリースクールで子どもたちに身体を動かすこと、語りなどを担当してきた。「中神劇場」をつくってきたといってよい演劇マンである。今回の演目「樹のおつげ」は、3月の大津波をきっかけとした中身だった。

江戸時代の末(ペリー艦隊が来た頃)1854年、紀伊半島周辺をおそった大地震は、現在和歌山県広川町のあたり。その時、自分の畑の稲を燃やして「津波が来るぞ」と村人たちに知らせた濱口悟陵という人のことが下になっていた。
広川町のサイトに「稲村の火の館」というページがあるから参照されたらいい。http://www.town.hirogawa.wakayama.jp/inamuranohi
この話は戦前の小学校5年の教科書に書かれていたとのこと。また中神さんの芝居は小泉八雲の物語がベースになっていた。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 札幌市市議を訪問 発達障がいの... »