退職金ダウンでもガマンしろ!?

埼玉県その他で、公務員、特に教育公務員(教員)の退職金が高すぎるというので急遽減額することが決まった。そのために、減額される月前に退職する人が増えているとのこと。2か月前に退職すれば、2月分の給与がもらえないことを含めても、この方が3月までの任期を全うするよりも数十万プラスという。卒業前の生徒たちを見捨てるのか、という批判がある。埼玉県の知事などもこの立場で1月退職表明の教師を批判する。

私は事前退職などせずに頑張って欲しいとは思うが、何十万円かを失うことをよしとせず退職した人たちを責める気持ちにはならない。もし自分がその立場ならどうするか、と考えたらそう単純ではない。またもし自分が条例をつくる立場であれば、多分「該当する職員」の立場を十分考えて対処するのではないか。つまり年度変わりの月を基準にするだろう。人情からいっても常識だ。

退職職員を批判する人たちはもし自分がその立場なら何十万円かを失っても任期を全うする決意がしっかりしているのか。

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