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日記 … Kametarou Blog
白鵬、品がない!
あまり大相撲をみる機会はないのだが、今日はたまたまチャンネルを回したら、大相撲名古屋場所9日目だった。優勝をかけた取り組みがつづき、全勝ただひとりの横綱白鵬が先場所負けていた小結逸ノ城とたたかうことになった。これで白鵬が敗れると優勝争いが混沌とするということで、内心逸ノ城を応援していたのだが、この取り組みは非常に後味の悪いものになった。
白鵬は立ち会いすぐに張り手を出し、その後ほとんど一方的に白鵬が逸ノ城を寄り切って勝負あった。ところが、土俵から寄り切られた逸ノ城に対して一発ヒラテでたたいた。解説者もこれはいけません、といっていたが、テレビでみていた私など大相撲のシロートでさえ非常に不愉快だった。
白鵬という横綱はいわば不世出の関取とされている。横綱というのは、大関の上、スーパーチャンピオンとされる位置にある人である。相撲という神への奉納を前提とする「国技」のスーパーチャンピオンは強さだけでなく人格もそれ相応の質をもっていなければなるまい。それが、勝負のついた相手力士に一発食らわすという行為は何を意味しているのか、私には分からないが、こういう人物から「横綱」という称号を剥奪してもいいのではないか。あまりにも品がないと思う。
白鵬の指導者や大相撲界の役員は、もっとしっかりした方針をもって力士への指導をしなければなるまい。そうでなくても人気がイマイチの大相撲がますます衰退していくことにつながりかねない。
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