学園祭(テーマは「色祭」)

私たちの学校の「学園祭」が今日と明日開かれている。ウチの学校(フリースクール)が始まったのが1993年11月だったから来年が20周年になるのだが、学園祭は97年から始まった。だから今回は第15回目ということになる。年々、生徒たちの活動が活発になってきていることがうれしい。

フリースクールというのは、いわゆる不登校児童生徒の通う学校、ということで「特別の、学校といえない『学校』」ぐらいにしか思われていない向きがある。だから、昨日記したuhbテレビが「学校に行けないかわいそうな子ども」といった印象で指摘する。しかし、フリースクールの子どもたちは「ここが自分たちの居場所であり最も適切な学びの場」と思っている。だから、勉強でも行事でも自分の素を出して過ごすことができている。

学園祭で小学生から高校生までみんなが協力しあっていきいきとした舞台をつくるなど、少なくとも北海道では他にないのではないか。
今年のテーマは「色祭(しきさい)」である。1人ひとりの個性という色をあふれさせたい、という子どもたち(実行委員会)の共通の問題意識がこの言葉になって表れている。

明日が本番。どういうシーンが展開されるか、楽しみだ。親たちもたくさん参加する。私たちの学園の理念の一つが「Join Hands」(みんなで力を合わせよう)ということだ。
学園の着実な前進の証明を参加してくれた父母や多くのひとたびに示すことができるだろう。

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