来し方、行く末に思いを続けて…
日記 … Kametarou Blog
「改憲勢力」が3分の2になった
今回の参議選で「改憲勢力」が非改選を含めて161議席になり、242の参議院の定数との関係で3分の2になるとのことだ。衆議院は480のうち、自公維新の3党で379だからとっくに3分の2を超えている。
憲法の規定で国会は改憲の提案をすることができることになった。最終的には国民投票で賛否を問うことになるから、結論は未知である。しかし国民はほとんど「長いものにはまかれろ」「寄らば大樹」といった意識をもっているようだから、賛成することになるのではないか、と想像するが…。
しかし考え方では、これから日本の民主主義の真が問われることになるのではないか。憲法改正には賛同しない人が多いと各種調査は言っている。改正する部分、その本丸は第9条だろうが、この改正はただ日本国内の問題ではすまなくなっているようだ。この条文が内外にあきらかにしてきた日本の立ち位置、すなわち平和主義、が日本人自らが変えていくということについて、外国からは大きな不信、不安が表明されていく。それに対してどういう反応をするだろうか。だから「長いものにはまかれろ」といった気分で、日本国民が安易に賛同しないのではないか。そこに日本人がこの71年間に培ってきた平和と国民主権の思想、理念がよみがえるのではないか、と私は想像するのだが、どうだろう。
長期的には楽観的に、というのが私の信条。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 明日、参議選挙 | 「『国際紛争... » |