来し方、行く末に思いを続けて…
日記 … Kametarou Blog
国の借金って?(1)
政府の来年度国家予算案が発表された。総額で106兆6千万円。このうち税金収入分は57.4兆円。国債として予算している額は43.5兆円だ。収入の中で「借金」が占める割合は4割を超える。そして支出予算で国債の償還と利払い分を合わせると23兆7,588億円になる。支出総額の5分の1だ。
しばしばこの「国債」というのは国の借金であり、国の借金は国民の借金だ、と言われる。そしてこれまでの国の借金(国債と借入金などを合わせる)は1,100兆円。この額は国民(もちろん年寄りから赤ちゃんまで)一人当たりにすると871万円になるのだとか。
そもそも「国の借金っていうが、国というのは政府、日本国政府は誰からどうやって借金をしている? そして、この借金は『国』が行っているから「ゆくゆくは国民が一人当たり800何万円も返さなければならない?」。こういう疑問が出てくる。
政府は、国民の暮らしと命を守るために、国民から取る税金だけではとっても間に合いそうもないからカネのある人や銀行からカネを借りているのだ、と思うようにしむけている。だから消費税のアップも社会保障の削減も、「それだけ借金をしなければならないのだからシカタがないね」というように了解するというシカケができあがる。
「国債」というのはどういう仕組みをもっているのだろう?
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