「火の玉となって」はどうした?

この14日のブログで、
例の裏金問題から岸田首相が「国民の信頼回復のため、火の玉となって、自民党の先頭に立ち取り組んでいく」といっていたことを紹介した。
しかし1週間たったが、岸田首相たちが「火の玉」になって、問題に対処しようとしている風には見えない。野党のほうも、今の事態に対応して「火の玉」になって政治の状況を切り拓こうとしているのだろうか、と見るに、どうもそういう風には見えない。

前原誠司衆院議員は、「他の野党とともに政権交代を目指す起爆剤になりたい」と強調し、新党「教育無償化を実現する会」の設立をめざすという。
政府が「火の玉」になろうとしているのに、野党はどうもこれにかみ合う行動をとろうとしているのだろうか、疑問だ。火の玉にあおられて「起爆剤」になる前に消されてしまうのではないか、と心配する。

どうも日本の政治が、与党系がカネで狂いだしているのに、これをチャンスに躍進して政治改革を現実化するように見えない、というと語弊があるのだろうか。
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