来し方、行く末に思いを続けて…
日記 … Kametarou Blog
天皇、生前退位を希望されているとのこと!!
今朝の大きなニュースだった。82歳で、しかも大きな病気を体験されている今上天皇が「もう天皇の地位を退きたい」という希望を表明されているとのこと。
今までこのような天皇の地位に関することなど考えたことのなかった日本国民からすれば、きわめて適切な問題提起になっているのではないか、という気持ちだ。
今の憲法は個人の基本的人権尊重を大原則にして謳っている。この「個人」には差別はないはずだ。しかし在日外国人など、問題になってきた。今回は天皇ご自身の「人権」関連の問題でもあるのではないだろうか。
一般的には、「退職」したければ年齢を問わずこれは自由だろう。まして今の世の中「定年」は大体60代。天皇が80代になってもう天皇の仕事を退きたくなったというお気持ちをもったとしても全く当然ではないだろうか。
宮内庁は天皇の「生前退位」のことなど聞いたことがない、など言っているようだが、どういうことになるだろう。
平安時代に、天皇の地位を息子に譲り自分は「上皇」として、つまり天皇の父親として「自由に」(諸規定にとらわれることなく)権力をふるった人がいた。今、そんなことではない。
皇室典範の改正が必要だし、いろいろな法律の改正などでおいそれとはいかない、というようなコメントがなされている。しかし法律の専門家がゴマンという関係官庁の中で、たかだか政治権力とほとんど無関係な天皇陛下のご希望をかなえるための処理などそれこそ「朝飯前」ではないのかと、素人目には思われるのだが。
天皇のわがままは許せない、みたいな気持ちが側近官僚の中にあると忖度したくなるような態度は見たくない。
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