安倍首相夫妻が共鳴する森友学園

「日刊ゲンダイ」の2月27日号に詳しい。
この問題については、もっともっと国会でも、社会的にも大きな問題として議論されるべきではないか、と思う。先生方のささいな政治的な行為が「偏向教育」などと取りざたされる今日、この学園での教育など「偏向教育」の見本である。以下の基調はその引用。
 
安倍さんは17日の予算委員会で「妻から森友学園の先生の教育に対する熱意は素晴らしいという話を聞いている」と持ち上げ、「私の考え方に非常に共鳴している方から、『安部晋三小学校』にしたいという話があったが断った」と同志愛を表明していたが、24日の衆院予算員会で夫人が名誉校長を辞任し、寄付金集めに自分の名前が使われたことは「大変遺憾であり、残念であるという強い抗議をした」「大きな不信を持った」と「被害者ヅラ」、同学園の篭池理事長に対して「『教育者としていかがなものか』とまで言っていた」。
 
問題はこの理事長の教育方針と、これを評価する安倍首相の姿勢、さらにこの学園に対する国有地売買の問題、などまさに今日の教育行政全体の問題が集約されている。
 
この理事長の教育方針としては繰り返しだが「教育勅語」を園児に暗唱させること、安保法制賛同、憲法改正賛成、皇室の肖像に向かってお辞儀をする、などという右翼的な方針。
海外メディア(英ガーディアン紙)は「レイシズム(人種差別)を主張するウルトラ・ナショナリスト教育機関」と断じている。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 「いっさいの... 今日は「2.... »