「下克上」

下剋上とも書くが、「げこくじょう」と読む。久しぶりに一般紙その他マスコミで使われている。
もちろん、この下剋上は、パシフイックリーグ第3位だった日本ハムが第2位だったオリックスに勝ち越して次ぎの相手であるパリーグトップのソフトバンクに対してまた勝ち越し、パリーグを代表してセリーグトップチーム(巨人?阪神?)と日本プロ野球の優勝決定戦を戦うことになれるように期待する言葉である。

第一の関門は突破した。パリーグ2位のオリックスを破った。今日からはパリーグのソフトバンクと戦うことになる。多くの道民は、オリックスを破り、セリーグ代表チームと戦う権利を確保して欲しいと願っている。

もちろん私もその一人だ。オリックス戦は時々テレビを見ていたが「どうしてこのチャンスに3番4番が凡退するのだ」とやきもきした。どうせ負けるのだからテレビなど見ない、と思ったりもした。

しかし相手も同じ感想を持っていたに違いない。どうしてチャンスにもう一本がでないのか、と。
こちらは「よくピンチをしのいだ」。

今日からのソフトバンク戦、どうなるだろう。6回試合がある。ソフトは1勝したことの権利(アドバンテージ)をもっている。だから、わが日ハムは4勝しなければならない。敵地で。

下剋上という意味は、15~16世紀の戦国時代の社会的特徴を表す言葉だった。下の地位の者が上の地位にある者を倒し、その地位に取って代わるという意味である。

クライマックスシリーズの第2幕が今日から始まる。下剋上は最後まで行って初めてこの意味が貫かれる。途中で終わったのでは「下剋上」は意味をなさない。

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