北海道知事に立つ人の事務所

4月の一斉地方選挙で北海道知事に立候補しようかと表明している人たちがいる。今日は、そのうちのお二人に私たちの「不登校の子どもたちのための政策を」という要望書を検討いただきたいとお願いに行くことにした。

まず現知事の高橋はるみさんの後援会事務所に電話をした。「1月末に知事と教育長宛に提出した不登校対策の要望書の内容を、知事選の公約として検討いただきたいのでご相談に伺いたいのですが…」。事務局の女性は「まだ知事の公約は発表前ですので、お目にかかっても仕方がありません」とやんわり断られた。「でも検討テーマにしていただきたいと思って…」と言うと、「知事の方に伝えておきますのでお名前は…?」と同じような対応だった。「よろしくお願いします」と訪問はあきらめた。

もう一人の木村としあきさんの事務所に電話を入れると「わざわざお越しいただくのは恐縮ですね」と言われて、2時過ぎに訪問することにした。要望趣旨は先のとおり。
後援会の企画部長と次長のお二人と面談。20分前後、不登校とか引きこもりとか、子どもの貧困の問題とか、公教育とフリースクールの関係とか、語り合った。「札幌市長も積極的に対応したい意味のことを言っています」と付け加えたが「どういう表現になるか分かりませんが、教育と子育てに関連して不登校問題も含めて『公約』にしたいと思います」ということで懇談を終えた。

いろいろやらなければならないことが次から次に出てくるものだ。そして人に会えばそれなりの「成果」がある。この立場の人たちはこういう考えか、という事態把握の厚さの度合いを知ることができることも成果の一つだろう。

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