来し方、行く末に思いを続けて…
日記 … Kametarou Blog
奈良時代のもう一人の僧侶・道鏡のこと
奈良時代という時代は期間は短かったが、歴史的には実の興味深いことがあった時代だ。昨日は唐僧鑑真が命がけで来日して仏教発展の基礎をつくったことを記したが、鑑真に続いて僧侶として舞台に登場するのは道鏡である。
日本史上、天皇の地位をねらった三悪人(道鏡、平将門、足利尊氏)の一人とされるのだが、この人物もなかなか面白い。
孝謙天皇(女性)は退位したが再び天皇に復帰する。しかし称徳天皇は体調がすぐれず病気がちだったときに、道鏡を「法王」の地位につけ、病気快癒を祈祷させる。これによって天皇の信頼を得た道鏡は政治の世界でも権力を振るう。そして皇位まで狙うことになった。「道鏡を天皇にすれば天下太平になる」と神のお告げがあったという話をふりまく。これを粉砕したのが、和気清麻呂だった。宇佐八幡宮で神託をうけ、道鏡の企みを阻止した。しかし称徳天皇は和気清麻呂を流罪にした。
奈良時代、鑑真のような高僧も登場したが、道鏡のような悪僧も登場した。仏教の世界も芝居の舞台を準備した奈良時代だった。
日本史上、天皇の地位をねらった三悪人(道鏡、平将門、足利尊氏)の一人とされるのだが、この人物もなかなか面白い。
孝謙天皇(女性)は退位したが再び天皇に復帰する。しかし称徳天皇は体調がすぐれず病気がちだったときに、道鏡を「法王」の地位につけ、病気快癒を祈祷させる。これによって天皇の信頼を得た道鏡は政治の世界でも権力を振るう。そして皇位まで狙うことになった。「道鏡を天皇にすれば天下太平になる」と神のお告げがあったという話をふりまく。これを粉砕したのが、和気清麻呂だった。宇佐八幡宮で神託をうけ、道鏡の企みを阻止した。しかし称徳天皇は和気清麻呂を流罪にした。
奈良時代、鑑真のような高僧も登場したが、道鏡のような悪僧も登場した。仏教の世界も芝居の舞台を準備した奈良時代だった。
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