「日本の憲法は世界の先進モデル」

天気も悪く、カゼ気味が続いている関係で、外出せず家の中で新聞を読んだりテレビを見たり。わがファイターズは4連敗。対ソフトバンク戦、全く打てない。これでもまだトップにいる! 不動の4番バッターはどういうチャンスでも「不動」だった。ソフトバンクの4番バッターは2本もホームランを打っているのに、とブツブツ。

朝日新聞の3日号にアメリカの法学者たちが世界のすべての成文憲法188カ国分を分析した記事がある。
民主主義の歴史で出発点にあるアメリカ憲法は今や「時代おくれ」。例えば、女性の権利、教育や労働組合の権利などがない、「武装する権利」などという世界の2%しかない「絶滅」寸前の権利を守り続けているという状況。
これに対して、日本国憲法は現存する世界の憲法の中では最も旧い歴史をもっているが、その内容の面でも「画期的な人権の先取りをしたとてもユニークな憲法」と分析した法学者。
また、戦力不保持と戦争放棄は世界各国でも少なくない、という。ここでも先進的な意味がありそうだ。

アメリカからのおしつけだったという批判に対して、法学者は「奇妙なことだ。日本の憲法が変わらずに来た最大の理由は国民の自主的な支持があったから。経済発展と平和の維持に貢献してきた成功モデル」というコメントを紹介している。

しかし内容が現実の政治にどれだけ反映しているかは別問題、とも指摘されていることが印象的だ。

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