危険物取扱者受験勉強

毎週１度わが校に勉強に来ているタカヤ君が、勤め先のガソリンスタンドでのより上の地位向上のために危険物取扱者の免状をとる決意で、数か月前から勉強をしている。「危険物取扱者」などこれまでの私の世界では彼岸事項とでもいえることだった。しかしタカヤ君の勉強に伴走しなければならない。そのために一緒に勉強することにした。主として、危険物に関する法令に関する学習である。

だいたいこの資格などほとんど知らない。このたび初めてこの資格に甲種、乙種、丙種の３種類あることを知った。タカヤ君は高校時代に丙種はとっていた。
「丙なんて誰でもとれるし持っていてもあまり役立たない」という。ガソリン系の仕事をする上でやはり乙種はどうしてもとりたいという。甲種は大学レベルの教養と知識が要求されるし内容も容易ではない。そこで乙種。これにもいくつかの類があるのだが、ガソリン系は第４類だ。だからめざす試験は乙種４類ということになる。

この参考書もそのあたりの書店にはなく専門店にしかないという。注文はしたが、とりあえずテキストを（違法）してコピーして勉強を始めた。
危険物の「製造所等」とか、そもそも「危険物」とは何だ、からの定義を確認していかなければ先に進まない。
今日は、危険物取扱者の役割とか、この資格（免状）をとった場合のメリットとか、などから始めたのだが、試験は１１月で１月半しかない。ここで一発突破はなかなか難しいがやるだけやろう、と激励したのだが、まず自分自身を激励することから始めることになる。