来し方、行く末に思いを続けて…
日記 … Kametarou Blog
松本清張の「日本の黒い霧」
NHKのドキュメンタリー番組で、12月末から松本清張原作の「帝銀事件」が放映された。
私はまだ大学時代、卒業後の教員時代だったと思うが、松本清張という推理小説の作品がたくさん話題になっていた。私も、この人の小説が好きで、たくさん読んだことがあった。そして最近のNHKの番組に接して松本清張の小説に回帰してみたいと思い、図書館からまいず借りたのが、「日本の黒い霧」(「(株)文藝春秋発行」・1972年11月)だ。
この本には戦後おこったいくつもの「怪事件」について松本清張が自分の思索にもとづいて推理小説化したテーマがある。最初に読み出したのは「下山国鉄総裁謀殺論」。
昭和24(1949)年7月5日に事件はおこった。
当時、今のJRは「日本国有鉄道」(国鉄)だった。この国鉄の最高責任者は下山定則。この人が、常磐線北千住〜綾瀬間で轢死 (れきし)体となって発見された事件。
自殺か他殺か。当初、日本の警察は「自殺」と「他殺」の両面からこの事件を追及していた。警視庁一課は自殺、二課は他殺、の見解だったという。
まだ読み始めた段階で、清張がどういう意見を底流にもって小説を展開するか、自分でも楽しみだ。
この事件以外にも、年輩の人なら知っている「帝銀事件」「松川事件」「白鳥事件」その他が載せられている。
何十年か前によく読んだのだが、改めて清張フアンになって歴史の復習をかねて、小説の面白さを体験し直してみたい。
私はまだ大学時代、卒業後の教員時代だったと思うが、松本清張という推理小説の作品がたくさん話題になっていた。私も、この人の小説が好きで、たくさん読んだことがあった。そして最近のNHKの番組に接して松本清張の小説に回帰してみたいと思い、図書館からまいず借りたのが、「日本の黒い霧」(「(株)文藝春秋発行」・1972年11月)だ。
この本には戦後おこったいくつもの「怪事件」について松本清張が自分の思索にもとづいて推理小説化したテーマがある。最初に読み出したのは「下山国鉄総裁謀殺論」。
昭和24(1949)年7月5日に事件はおこった。
当時、今のJRは「日本国有鉄道」(国鉄)だった。この国鉄の最高責任者は下山定則。この人が、常磐線北千住〜綾瀬間で轢死 (れきし)体となって発見された事件。
自殺か他殺か。当初、日本の警察は「自殺」と「他殺」の両面からこの事件を追及していた。警視庁一課は自殺、二課は他殺、の見解だったという。
まだ読み始めた段階で、清張がどういう意見を底流にもって小説を展開するか、自分でも楽しみだ。
この事件以外にも、年輩の人なら知っている「帝銀事件」「松川事件」「白鳥事件」その他が載せられている。
何十年か前によく読んだのだが、改めて清張フアンになって歴史の復習をかねて、小説の面白さを体験し直してみたい。
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