来春の春闘

今、働く人の収入をどうやって増やすか、ということも重要なテーマのようだ。購買力を増やさなければ経済が順調に動かないから、ということのようだが、これに関連して来春闘で労働者の賃金の大幅アップが必要といわれる。

面白いことに、政府筋も労使に対して、来春闘で賃金アップを働きかけるのだとか。政府が使用者側にこれを求めることは当然だと思っていたが、今や労働者側にも「あんたたち賃金をアップしろと使用者に要求しなさいよ」と求めることになりそうだ。
ということは労働者は賃金アップを求めていなかったということだった。だから春闘というのは言葉だけの年中行事の一つだったのか。

そういう日本の労使関係の歴史の中で面白い事態が進んできたということのようだから、注目する必要があるし、労働組合(これも消極的のようだが)に対して、政府が尻をたたいて「春闘しっかりやりなさい。でなければ日本の経済が好転しないよ」と注意するということだ。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« ビッグボス、... 体調がすぐれない »