公私立の教育費負担の差

テレビコマーシャルで保険会社のCMなのだが、幼稚園から大学まで子どもが公立に入った場合と私立に入った場合の教育費負担の差を言っていた。
公立の場合には約500万円だが、私立の場合は1500万円余になるとのこと。3倍余になるとのこと。

だから教育保険に入ろうということらしいのだが、これを見た多くの人は子どもを何とかして公立に入れようと考えるだろう。それは人情としてありなのだが、問題はこういう格差を許している公の問題なのではないか。国、自治体、それぞれが公私の格差をなくするための政策を進めていないということだ。

私立に子どもを入れる家庭が裕福とは限らない。
日本の社会には格差を当然視したり、やむを得ないとみたりする傾向が小さくない。こういう傾向をなくさないといけないと思うのだが、公への批判、問題提起、抗議などを絶えずするという国民の意識を呼びかけたいものである。

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