「ヤンキー先生」のことなど

先日、統一教会の汚染議員が話題になる中で、その議員の一人に義家弘介という名前が目に入った。ある面では「懐かしい人」だ。今は衆議院文部科学委員長の地位にいる人だが、知る人ぞ知る、かつて「ヤンキー先生母校に生きる」(?)の書で大いに名前をあげた元北星余市高校の教諭だった人。

本州のある高校を退学になり、北星余市高校でいい先生に恵まれ、そこを卒業し、明治学院大学法学部を経て母校の教師として働くことになった。資料ではこの期間は1999年から2005年までのようだが、この間のこと(ヤンキー先生)を前記書で明らかにし、全国的に名を挙げ、2007年から自民党の国会議員として活躍している人だ。

前記の書の中で、北星余市の教師集団による教育の熱意を語り、一人一人の子どもたちを大切に(カラダを張って)する教育情熱を表現していたのではないだろうか。

この義家氏が統一教会の汚染議員となり、自民党の教育政策の推進者になっていることに、「なるほどこういう人だったか」と納得したり、あのヤンキー先生として訴えていた情熱とのある種の「違和感」をもったりしたのだが…。
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