「成人の日」にちなんで

今日は「成人の日」。成人とは? の問いについては、少々あいまいだ。法的には昨年4月までは「満20歳になった者」だったが、法律改正によって「満18歳以上」を言うことになった。
しかし「飲酒・喫煙・公営競技をしてよい年齢、国民年金への加入義務年齢などは、民法改正後も満20歳のまま」なんだそうだ。

成人年齢が引き下げられたが、これが面白いこと(?)で、結婚年齢も「微調整」されている。これまで(22年4月まで)男は18歳、女は16歳が結婚していい年齢だった。しかしまだ未成年だから成人になるまでは、親の承認が必要だった。これが、改正後は男女ともに18歳。成人になってからの結婚だから親の承認は不要、ということになっている。

なお、「成人式」に関連した私の自分史的なことを2019年1月14日のこのサイトに載せているので、ご一読いただけたらありがたいです。

しかし「成人になる年齢」が引き下げられても、精神的に2年早く成長したか、については私的にはいささか疑問がある。世の中への発言力、政治経済、または世界の平和に関する問題など、年齢を問わず重要であるのだが、今の若者諸君に少なくない期待をもたざるを得ないのだ。

美しい振り袖や和服で自らの成長を誇示しても同時に未来にむけての必要な発言をしっかり心がけて欲しいと老い先短い私も切望しているのだが…。
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