ヤホー@キネマ旬報WEB より
以下のとおり、ありましたので魚拓いたします。
高橋一生演じる岸辺露伴がパリでミステリーに挑む!「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」
ルーヴル美術館共同企画として描かれた荒木飛呂彦のコミックを、ドラマ『岸辺露伴は動かない』の制作陣再結集により、パリでのロケを敢行して映画化した「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」が5月26日(金)より公開。ティザービジュアルと超特報映像が解禁された。
荒木飛呂彦の大ヒット漫画『ジョジョの奇妙な冒険』のスピンオフである『岸辺露伴は動かない』。相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力〈ヘブンズ・ドアー〉を持つ漫画家・岸辺露伴が奇怪な事件に立ち向かう姿を描いたものだ。
同作は高橋一生主演でドラマ化されて反響を呼び、ギャラクシー賞テレビ部門2021年1月度月間賞を受賞した。
このたび映画化されるのは『岸辺露伴は動かない』のエピソードの一つで、2009年にルーヴル美術館のバンド・デシネプロジェクトために描き下ろされた荒木飛呂彦初のフルカラー読切作品『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』。ルーヴルを舞台に「この世で最も黒く、邪悪な絵」をめぐるサスペンスが巻き起こる。
岸辺露伴役の高橋一生、露伴のバディ的な担当編集者・泉京香役の飯豊まりえ共に続投。監督の渡辺一貴、脚本の小林靖子、音楽の菊地成孔/新音楽制作工房、人物デザイン監修・衣装デザインの柘植伊佐夫も再結集している。 昨秋に始まった日本での撮影は終了し、現在はパリで撮影中。
ルーヴル美術館をはじめ、ポン・デ・ザール(芸術橋)、シャンゼリゼ通り、エトワール凱旋門、アレクサンドル3世橋、カルーゼル広場といった名所でロケを行っている。ルーヴルで日本映画の撮影許可が下りたのは「万能鑑定士Q モナ・リザの瞳」(14)以来2作目となる。
キャスト・スタッフ コメント
◆高橋一生(岸辺露伴役)
岸辺露伴という人間を演じさせていただいてから、3年目に入りました。 劇場版や映画版と銘打たない今作においても、岸辺露伴を演じ続けさせていただけていることは、僕の人生にとって非常に特異な出来事です。 今はパリの現場でこの情報解禁コメントを書いています。 周りにはドラマの第一期から岸辺露伴を作ってきた素晴らしい日本のチームが居ます。そこに日本の映画チーム、加えてここ数日は極めてプロフェッショナルで真摯な、これまで第一期二期三期を共に作ってきたかと錯覚する様なフランス現地のチームが合流し、唯一の作品が出来上がっていくのを目の当たりにしています。 第一期の撮影時、演出の一貴さんと、あくまで夢の話として『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』の話をしていました。 いつか実際に、パリで撮影が出来たら、と。 そして今、パリ市街の石畳の上、露伴として立っている自分に違和感を覚えていないのは、間違いなく、卓越したスタッフワークに支えられているからだと思います。異国においてもこれまでと何も変わらずに露伴で居られる事を、心から感謝しています。 今撮影しているフランスパートだけではなく、既に撮影を終えている日本パートも作品全体の重要な部分を担っています。 ジョジョの全作品においても大事な要素である血脈、受け継がれるもの、過去、が今作においても語られます。 それらと向き合うことは、今自分が存在していることに繋がります。 時間は誰にとっても優しくも残酷にもなりますが、例外なく今作の露伴にも、その存在を問いかけてきます。 今作は実写ドラマである『岸辺露伴は動かない』シリーズと地続きであり、シリーズ九話目とも言える物語になります。これ迄ドラマシリーズを観てくださった方はもちろん、独立した一つの作品としても、これまでの露伴の足跡をご存知ない方にも楽しんで頂ける映画作品になっていると思います。 劇場に足を運んでくださる皆さんにおかれましては、非常にユニーク(奇妙、特異、唯一)なこの作品を楽しんで頂ければと思っています。
◆飯豊まりえ(泉京香役)
「岸辺露伴は動かない」第三期ドラマは放送終了したばかりですが… 実は映画の撮影も密かに進行していました! 今期ドラマのラスト、私の台詞にもありましたが 露伴先生が遂にルーヴルへ! 私も担当編集として、パリに行けることになりました! 今回も引き続き、素敵ないつものチームに支えていただきながら新しいスタッフさんにも加わって頂き、 より一層心強く、素晴らしい環境のもと、 お芝居をさせていただけていることを 心から感謝しています! フランスの現地スタッフさん達との撮影では 言葉の壁を越えて、大きな規模の作品作りが出来ている幸せを噛み締めていました。 忘れられない経験になりそうです。 ここまで長く皆さんに楽しみにしていただける作品に、また新しいエピソードが加わることを とても嬉しく思っています! 露伴先生と京香が、遠く離れたルーヴル美術館に隠された謎と、過去に向き合います! 是非これまで通り、楽しんで頂けたらと思っています!
◆監督:渡辺一貴
映画「暗殺の森」で描かれるパリは退廃的で陰鬱だ。人々が生を謳歌する「花の都」ではなく、死と倒錯の匂いが充満した「黒い街」。3年前にプロジェクトが始まって以来、「岸辺露伴は動かない」の映像ルック、美術設定、扮装表現は、常にこの映画から有形無形の大きな刺激を受けてきた。 撮影で訪れたパリは「暗殺の森」と同様、今にも落ちてきそうな厚くて重い雲に覆われ、凍てつく雨が降り続く、美しくも冷たい世界だった。 そこに今、岸辺露伴が立っている。 既視感と高揚感が入り混じる不思議な感覚。しかし感傷はない。 露伴は当たり前のように、そこにいる。いつものように、撮影は始まる。 ◆脚本:小林靖子 初めて『岸辺露伴は動かない』を実写化するとお聞きした時、映画になるという想像はカケラもしていませんでした。またシリーズが回を重ねる度に皆で挙げていた原作候補に、この『ルーヴルへ行く』が入ることはありませんでした。そんなダブルでリアリティのない話が実現します。珍しく露伴自身がフォーカスされた物語です。ぜひ映画館で楽しんで頂ければと思います。
「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」
出演:高橋一生、飯豊まりえ 原作:荒木飛呂彦「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」(集英社 ウルトラジャンプ愛蔵版コミックス 刊) 監督:渡辺一貴 脚本:小林靖子 音楽:菊地成孔/新音楽制作工房 人物デザイン監修・衣装デザイン:柘植伊佐夫 製作:『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』製作委員会 制作プロダクション:アスミック・エース、NHKエンタープライズ、P.I.C.S. 配給:アスミック・エース © 2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会 © LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社 公式サイト:kishiberohan-movie.asmik-ace.co.jp