てんぱっていきまっしょい。

国内旅行をこよなく愛する人間の日記です。でも最近は出かけてないよねぇ。(現在コメントは事前承認制にしています。)

岸辺露伴は動かない(六壁坂)その5

2022年01月14日 | 岸辺露伴は動かない

露伴の担当編集者:泉京香 - 飯豊まりえ が今取材対象者として話を聞いているのが
大郷楠宝子 - 内田理央 の二人いる子供(一人は先ほど出会った大郷桐子 - 白鳥玉季)のうち、大郷櫂 - 吉田奏佑 であることに気づいた 岸辺露伴 - 高橋一生 。

急いで泉に電話をするが、電話は繋がらず焦って坂を下りる。

すると、坂の石段の下で櫂を背負った泉と出会うことができた。
櫂を背負っていたので、電話を取ることができず詫びる泉。

まさか、死んでるんじゃ。

少年がぐったりしていたので慌てた露伴だが、山歩きで疲れた少年を背負ってきただけだと知り安心する。
少年は無邪気に露伴の前にサインペンを取り出し、サインしてくださいとねだる。
色紙がないので、少年の白いシャツの背中にサインをして、彼と別れる露伴と泉。

いやぁ、オモシロイ妖怪の話だったんで案内してもらったんですけど、やっぱり忘れちゃったって子どもですねぇ~。

そう言って、腕組みして少年を見送る泉。
しゃがみこんで、その話を聞いていた露伴だが
なるほど~。
そう言って、立ち上がり坂を降りて行く。

先生、どこ行くんですか。

帰るっ。

え、取材は?

終わった。

妖怪でも、取り憑く人間は選別する。
(死なせた人間【妖怪】を一生お世話できるほどの経済力がなければ、取り憑けないよねぇ。)

大郷家では

廊下で桐子の三つ編みをほどき、編み直す楠宝子。
櫂少年は、お茶を飲みながら漫画を読んでいる。

ねぇお母さん、私もいつかステキな人のお嫁さんになれるかなぁ。

いい子にしてればね。

僕は庭師になるっ。

そう言って、少年は無邪気におやつを頬張る。

露伴の自宅

泉がケーキの箱を片手に露伴を訪ねてくる。
原稿料の前借りに、オッケーが出たようだ。

これでこの家も買い戻せますねぇ~、いやぁ、ホッとしましたよぉ~。
良かった、良かったぁ。
これ、お祝いのケーキですっ。

ケーキをテーブルに置き、また六壁坂の取材に行くことを聞いてくる泉。
子どもたちの話を聞いて、やはり何かあると感じたそうだ。

それにわざわざ六という数字が入っているということは、6匹妖怪がいるのではないかと言い出した。

確かにそうかも知れないな。
ブラインドから差し込む光を見つめながら、露伴は六壁坂にいる大郷家の母子たちのことを
考えていた。

これからも彼ら・・・人間が妖怪と呼ぶ何か」たちは、そこに住み続ける。
でも、それは僕がどうにかすべきことじゃあない。
僕は学者でもなく、ジャーナリストでもない。漫画家だからな。

先生。

しばらく取材はいい。

えっ!!

十分すぎるほどネタは拾えた。新作の構想もまとまったよ、35ページ5回の短期の集中連載だ。
編集長にページをもらってくれ。

えぇっ、凄い。絶対オッケーですよ、それ。
じゃぁ、お茶いれますねっ。

なんでそうなる、君。
いいから帰れ、すぐ描き始めたいんだからなっ!
そう言って、漫画を描く準備を始める露伴。

えぇ、でもお祝いのケーキがぁ~。

いいから帰れっ!
走るな、僕の家で走るなっ!

ケーキが二つ用意されたまま、泉はいつものパターンで露伴から家を追い出される。
一度ドアが閉まったあと、再びドアが開きバッグを渡されるのもお約束になっているが・・・。
ケーキの箱を返され、喜ぶ泉。

空だよ。

そう言って、再びドアが閉まる。

んん、もぉぉぉ~っ。
泉はプンスカ怒るが
まぁいいっか。とすぐに気分を切り替え、露伴が言い出した連載の話を編集長に伝えに戻って行く。

露伴は自宅で、彼が漫画を描く前の儀式のような準備運動を始める。
手のひらを前へ、肘もまっすぐ。
手首の角度は直角を保ったまま、(指を)一本ずつ折る。
1、2、3、4、5。
手首をほぐしながらデスクに向かい、彼にとって神聖な勝負が始まるのだった。

エンドロール からの~

岸辺露伴次回作、きっと傑作。
そう言いながら、坂道を降りて行く泉の姿が映し出された。(デスヨネ)

エンディング


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 岸辺露伴は動かない(六壁坂... | トップ | 長崎が近い話と格闘を開始し... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

岸辺露伴は動かない」カテゴリの最新記事