かみなり

心臓に人工弁を、耳に補聴器をしている昭和23年生まれの団塊世代です。趣味は短歌です。日々のよしなしごとを綴っていきます。

私は歌人だったっけ?

2018-05-10 18:14:00 | ブログ記事
昨年末に18年在籍した結社を辞め、
これからは一匹オオカミならぬ、一匹歌人でやっていこうと思っていた。

が、結社を辞めるとノルマ?がなくなるし、
少しでもましな歌を作ろうという意欲も失せてくる。

が、まったく推敲もしない歌は毎日のように作ってブログアップしている。

私の最後の砦は、短歌総合誌の短歌賞に応募することである。

まだまだ日にちがあると思っていたが、今日、念のため短歌総合誌の応募規定を見ると、
5月20日が締め切りではないか。

昨年までは、このブログに載せた歌を適当に見繕って出していたが、
今年から応募規定にブログ等に発表した歌は失格とある。

それじゃ、今日から10日以内に30首作って20日までに必着させなければならない。

どうしよう。

もう今年はパスするかと思ったが、やっぱり出してみるか。

とすると、原稿用紙から揃えなければならない。

前はB4版原稿用紙が決まりだったから、たくさん買い込んである。

が、どういうわけか、最近A4判が決まりになっている。

勝手に変えてくれたら、せっかく買い込んだ原稿用紙がもったいないではないかと思うが、
それはこちらの都合で、出版社には出版社の都合があるのであろう。

ということで、明日か明後日、原稿用紙を買いに行って、それから始めます。

ロシア民謡の「一週間」という歌みたいですね。

「日曜日に 市場に出掛け
糸と麻を買ってきた。
テュリャ テュリャ テュリャ・・・・

月曜日は お風呂を焚いて
火曜日に お風呂に入り
テュリャ テュリャ テュリャ ・・・・
水曜日は 友達がきて
木曜日は 送っていった。
テュリャ テュリャ テュリャ ・・・・・
金曜日は 糸巻きもせず
土曜日は おしゃべりばかり
テュリャ テュリャ テュリャ ・・・・・
友達よ これが私の
一週間の 仕事です
テュリャ テュリャ テュリャ ・・・」

産経新聞で凄い詩を見つけた

2018-05-10 10:16:07 | ブログ記事
その詩は、こんな詩だ。

備忘のために転記させていただく。

*

若い頃は
ヴィーナスのような
あなたを愛した

壮年になって
モナリザのような
あなたを愛した

老年を迎えて
あなたそのものを
愛するようになった

今ようやくあなたに
たどり着く

群馬県安中市 福地 教夫 78歳

*

この詩の何がすごいかというと、
歌われている奥様ではなく、
歌っている、この男性である。

歌われている奥様も、もちろん幸せだが、
それ以上に幸せなのが、この詩を歌っている男性であろう。

ここまで一人の女性を愛し続けられるのは、大きな才能だと思う。

この詩で思い出したが、

昔、奈良林祥という性愛の権威がいたが、
あるとき、この学者先生がインタビューを受けて、
「やはりいろんな女性を愛したいですか?」とか質問をされると、

この学者先生は、たしか

「いや、女性は、家内一人だけでも、まだまだ愛したりない」

と応えたように記憶している。

これを読んだときも感心したが、
今日の、この詩には、感心を通り越して感動させられた。

一人の女性を愛し尽くすことは、
愛される女性以上に、
その女性を愛する男性に幸いをもたらすものだと思う。

一人の人を、それだけずっと愛し続けることができるのは才能に他ならない。

蛇足だが、
私は、上記の詩を
次のような短歌にさせていただきたい。

少しニュアンスが異なってくるかもしれないが、

ヴィーナスのあなたを愛し
モナリザのあなたを愛し
老いたあなたを

夜中に豚汁、ポテトサラダを作る

2018-05-10 06:03:08 | ブログ記事
昨夜は、やっと?夫が大阪のマンションに行った。

で、夕食づくりは面倒なので、私は買いおいてあったサツマイモをフライパンで焼いて、
牛乳を添えて、おやつのような夕食を摂った。

が、何か料理をしたくなり、
サツマイモと人参とシメジで豚汁を作った。

最近また少し寒いから、
夫が帰宅したとき、すぐに温かいごはんが食べられるようにと作ったのだ。

夫が急に帰宅したら、
この味噌汁を温めながら冷凍庫に常備してある魚の干物を焼けば、すぐに食事を出せる。

ついでに思いついてポテトサラダも作った。

私は作るときは、けっこうたくさん作る。

昨日も中くらいの大きさの新ジャガイモ6個を使った。

以前は電子レンジでチンしていたが、電子レンジは身体によくないと聞いてからは、
また昔ながらに水から茹でて作る。

ジャガイモは丸のまま、冷蔵庫から出した卵三個も一緒に入れて火にかける。

ジャガイモを茹でながら人参を切って入れる。

適当な時間に卵は冷水にとる。

茹で上がったジャガイモはまな板に載せておく。

人参はざるに取る。

まな板の上で少し冷ましたジャガイモの皮を剥いてボールに入れて、
ぱらぱらと塩を振ってつぶす。

人参と適当な大きさに切った茹で卵を加えて、マヨネーズで和える。

新玉ねぎをみじん切りにして甘酢につけておいたものを加えて混ぜる。

胡瓜の小口切りも加えて混ぜる。

これでだいたい完成だが、
食べる直前にハムを加えたり、トマトを加えたりする。

こうして作っておけば、朝食がパンの夫のおかずに間に合う。

最近若い時のように、さっと身体が動かせない私には強いお助けマンになる。

と、こうして夫がいなくなっても、夫が急に帰宅したときのことを考えて料理する私。

死ぬまで主婦なのだろう。

*

・帰宅せしときを考へ料理するわれは死ぬまで主婦であるらむ

・まずごはんそれは体に沁み込みし主婦の条件反射のやうで

・男らが来たらごはんを出す体制おのづとできて飯を食わせる

・帰りくる人も私の顔見れば飯が食へるとパブロフの犬

・われながら健気と思ふパブロフの条件反射ここに極まる