かみなり

心臓に人工弁を、耳に補聴器をしている昭和23年生まれの団塊世代です。趣味は短歌です。日々のよしなしごとを綴っていきます。

夫の怪我は

2018-05-28 20:35:11 | ブログ記事
幸い、骨折も脱臼もしていませんでした。

が、足の傷口は昨日処置してもらえなかったから黴菌が入っているかもしれないと、

今日はステロイドの点滴をされたそう。

健康な夫は、
これまで点滴などしてもらったこともなかったから大ニュースみたいに話します。

点滴くらいで?

と、病気のデパートの私は思いました。

私は自慢じゃありませんが、

心臓の大きな弁二つ、すなわち僧帽弁と大動脈弁が人工弁ですし、

大腸がんの手術で、大腸の三分の一は切り取られています。

心臓の手術は、今でこそ成功率が高いのですが、
昔は亡くなる人のほうが多かった?

私の母などは、

私の心臓手術の前日に大阪に来たのでしたが、

なんと喪服持参で来ていました。

昔の感覚だったのでしょうね。

そんな私の大手術から比べれば、

昨日の夫の怪我、今日の処置は小さいものだと思うのですが、

ふだん病院に縁のない人ですから、点滴されただけでも大ニュースです。

そして、通院に疲れたのか、あるいは、怪我の痛さがこたえたのか、
夫は帰宅後、お昼ご飯を食べてから二階に上がって寝ました。

私は夕食を作って食堂で待っているのですが、まだ降りてきません。

ふだんのあの元気はどこへ行ったんでしょうね。

*

・病院に縁なき人は点滴をされたくらいで騒ぐよ 可笑し

・わたくしの大腸がんの手術後の退院迎えに来てくれざりし

・だうしてもその日はテニスに行きたいと言へばどうぞと妻のわたくし

・タクシーを呼びて一人で帰りたり手術後痛む腹を押さえて

・心臓の手術後退院するときは仕事があると次男に来させて

・退院をせしその日から買い物に行き作りたりその日の飯を

・健康な人は病(やまひ)の理解せず妻の病も他人事なりき

・病院に縁なく生きてこし人は医者にかかりて大騒ぎをす

・健康な人もたまには病院にかかるもよろし弱気もよろし

*


心臓の手術の退院の日に、夫は私を買い物に連れて行き、夕飯を作らせました。

思い出せば、次男を出産して退院した日にも私は家族のご飯を作りました。
だれもほかにしてくれる人がいなかったから。
当時、長女小三、長男小二でした。

73歳の夫は虫歯の一本もない稀有な人ですが、怪我はよくするかも、です

2018-05-28 09:47:47 | ブログ記事
大けがというほどの怪我でなくても、
怪我は私より多いです。

たいがい不注意によるものです。

注意散漫なところがあるのかもしれません。

これは物事に対する姿勢みたいなもので、
私は、どちらかと言えば、慎重を期すほうなので、対照的と言えるかもしれません。

が、この注意散漫というか、暢気なところが、夫の美点でもあるのです。

人にも騙されやすいです。

女性にも?

だから、シニアカレッジに行っても、
かわいく擦り寄ってくる女性にころっと参ってしまうのです。

お向かいの娘さん(と言っても50歳くらい)も、
夫に頼み事をするときは、とってもかわいい(苦笑)。

ふだんは近所の人に挨拶もしない人なのに・・・。

いや、挨拶をしないのは、
彼女が精神を病んだことがあるからという理由もあるのはあります。

が、わが夫には、手のひらを返したように可愛くできるのは、なぜ?

わが夫の人のよさを利用しているような気がするのは、私の考えすぎ?

あ、話が逸れてきましたが、

そういうわけで、夫は怪我をすることは、まあ多いほうかもしれません。

そういうわけで、夫は、今日は、朝から隣市の病院に行きました。

肩も脱臼したようだから、治るのに時間を要するかもです。

さっき、西北さんというHNの方に食費をもらうようにアドバイスをいただきました。

そうですね。

ずっとこちらにいるのなら、今月から半分にされた生活費を元に戻してもらわないと
私もおいしい?(笑)ごはんを作ってあげることができません。

いま、夫は、日頃の夫とは打って変わって、弱気な風情です。

本当に怪我が痛いということもあると思うのですが、

ひょっとして、ここにいたいから余計痛がっている?

と穿ってしまう私は性格が悪い?

*

・自分から出て行くと言ひ出て行きし夫昨日(きぞ)よりこちらに移住?

・怪我をしてゐるから優しくしてあげるべきか否かを今かんがへてゐる