かみなり

心臓に人工弁を、耳に補聴器をしている昭和23年生まれの団塊世代です。趣味は短歌です。日々のよしなしごとを綴っていきます。

英会話のできない日本人が外国から差別を受ける原因になる?

2019-06-16 12:42:28 | ブログ記事

今読ませてもらったblog記事の中に、

日本人の英会話力のなさも差別の原因になってる」と書かれてあった。

これは全く私も同感である。

せっかく優れた日本人が、諸外国で英会話能力の低さで不当に低く評価される。

これは私も含めて事実である。

何が原因かと考えてみるに、

これは、日本人がお勉強をし過ぎるのが遠因になっているのではないかと思う。

日本人は中学から英語を習うが、

この英語は英文法を主としたお勉強英語である。

これがよくないと私は思う。

英語で会話するときに、まず英文法が頭に浮かぶからガチガチの英文になる。

思うに、会話というものは感情でするものである。

理屈の左脳より感情の右脳の働きのほうが大事なのに、

日本人は、お勉強で学んだ英語で会話しようとする。

ここで躓いてしまうのだろう。

もちろんお勉強も大事で、

英文の専門的な学術書などを読むには、英文解釈が必須になるとは思うが、

日常的に使う英語は別物であろう。

日常で使う英会話用英語は条件反射である必要がある。

相手が話しかけてくれば、条件反射で応えなければならない。

それには頭の中を空にして応じる必要がある。

これが勤勉なお勉強好きの国民には苦手なのである。

そんなことを考えると、

英会話の不得手は国民性ともいえるかもしれないと思ったりもする。

解決法は、

現在、世界共通語になっている英語を日本語にするくらい日本が強くなればいい?

それができないのであれば、

今のまま、諸外国から軽蔑されながら英会話苦手日本人を続けなければならないだろう。

 

*

 

★お勉強好きがすなはち英会話できぬ遠因この日の本の

★日本語で考へるこの日本人英語脳など永遠に無理

★かうなればAI頼みの日本人翻訳機能の向上を待つ


親を選んで生まれることはできない

2019-06-16 06:13:47 | ブログ記事

昨日の記事の続きになる。

昨日、「和歌山カレー毒物混入事件から21年 林真須美死刑囚.息子がつぶやく理由」 2019/6/13

という記事を読ませてもらって

私は「もし林真須美が犯人でなかったらという記事を書いたが、

元記事のブロガーさんから直々にコメントいただいた。

その折り、ご紹介いただいた記事

和歌山カレー事件が題材 帚木蓬生著『悲素』 ヒ素という秘毒を盛る「嗜癖の魔力」 毒は人に全能感を与え、その〈嗜癖〉性こそが問題」は大変勉強になった。

ゆうこさん、ありがとうございました。

が、それにしても、昨今のわが子を虐待する鬼親と比べれば、

少なくとも林真須美はわが子に対しては慈母だった。

わが子にすら嫌われる親の多い最近の世間を思った時、

罪人であっても、わが子に慕われる親であることは、

林真須美も優しい心も持ち合わせた女性だったということだろう。

そういうふうにわが子には今も愛情を注いでいる林真須美であるが、

自分の親にまで保険金をかけて殺したことは、どんなに考えても理解できない。

とはいえ、子供は親を選んで生まれることができない。

どんな親であっても親は親である。

林真須美の長男は、そのことが知られると勤め先も解雇されると聞けば、

これは不当な解雇に思える。

繰り返すが、

子供は親を選んで生まれてくるわけではないから、

親が殺人犯であったとしても、子供に罪があるわけではない。

それなのに解雇してしまう雇用主の処遇は許されないと思うが、

そう思うのは間違っている?

私は親が殺人犯であっても、子供は(幸せに)生きる権利はあると思う。

酒鬼薔薇聖斗が、あれほどの罪を犯していながら、

今も堂々と?生きていることと比べれば、

林真須美の長男への処遇は不当に思えてならない。

長男が仕事上で問題を起こしたとかであれば別だが、

親が犯罪人であるという理由での解雇は不当極まりないと思う。