「少子高齢化」と叫ばれて、われわれ高齢者が生きているのは悪のような風潮だ。
が、せっかくいただいた命、自分で自分を殺すわけにはいかない。
自分を殺したくなるときもあるが、しかし、それはよくないことなのだろう。
なら、あまり「少子高齢化」と問題にしないでほしい。
要するに、大勢の年寄りが生きていれば、若い人に迷惑がかかるということなのだろうが、
高齢者が迷惑をかけなければいいのだ。
たとえば、老人介護も、
老化が進んだ高齢者の世話は、比較的若い高齢者がすればいいだけのことだ。
本当に世話が必要な老人は、もうそれほど長くは生きられない。
だから問題はない。
問題は、まだ元気があるのに遊んでいる高齢者だろう。
私も、その仲間かもしれない。
私達、前期高齢者は、これからは、自分のできる範囲で働けばいい。
「はたらく」とは「傍を楽にさせる」ことだから、
無報酬でも、できる範囲で働けばいい。
そうすれば、若い人にも感謝されるだろう。
「少子高齢化」から「高齢者が傍を楽にする化」にしたらいい。