かみなり

心臓に人工弁を、耳に補聴器をしている昭和23年生まれの団塊世代です。趣味は短歌です。日々のよしなしごとを綴っていきます。

がんばるなって言われても頑張ってしまうのが障碍者

2019-06-29 21:26:26 | ブログ記事

だって頑張らないと生きていけないもの。

ふつうに人並みにするだけでも頑張っている私達。

肩の力を抜いていたら人の話も全く聞こえない。

誰かが話しかけてきたら、全神経を耳に集中して聞く。

それでも聞き取れないのが感音性難聴という聴覚障害。

声は聞こえているんだけれど、言葉として聞き取れない。

「ま」と言っているのか「な」と言っているのか聞き間違う。

それで相手の言っていることを正しく理解できないことがある。

これは非常に辛い。

相手にも失礼になる。

が、仕方ない。

がんばっても聞き取れないものは仕方ない。

が、人は、私が普通にしゃべるものだから聞こえると勘違いする。

最初にゆっくり大きな声でしゃべってくださいと頼んでおいても、

いつのまにやら小さな声で早口になっている。

もう何度も言うのは嫌だから聞こえないまま聞いている。

それがとても疲れる。

私達は頑張らないとふつうに生きていられない。

それでそのくせがついているから、ほかの場面でも頑張ってしまう。

それで疲れ果てて鬱になる。

これの繰り返しで生きている。

もう死んでしまいたいと思うこともしばしば。

だけど、死ぬわけにはいかないから生きている。

生きている以上は自尊心も保っていたい。

自尊心を保つためにも頑張っていなければならない。


メンケルさん無理しないでくださいね

2019-06-29 14:50:03 | ブログ記事

私はかねてより、

ドイツのメンケルさんもイギリスのメイさんも頑張ってはると思っていました。

が、このたび、メンケルさんは訪日の前に痙攣の発作が起きたと知りました。

それは尋常ならざる疲労の蓄積のせいではないでしょうか。

移民を受け入れるという政治判断をされたメンケルさんでしたが、

その気苦労、苦悩は察して余りあります。

ドイツ在住の日本人の方のblog等を拝見していますと、

移民問題は決してきれいごとだけで済ませられるものではありません。

見方によれば、

自国民の犠牲を払っても移民を受け入れなければならないかと疑問にも思えますが、

人道上、ましてドイツはかつてのナチスを生み出した国ですから、

受け入れざるを得ない事情もあるかもしれません。

イギリスがEUを脱退する選択をしたのにも、

この移民問題が絡んでいると聞いたことがあります。

移民問題は移民問題で見て見ぬふりのできない問題ではありますが、

しかし、アメリカのように自国ファーストを打ち出さないと、

受け入れ国も壊されてしまいます。

イギリスのメイさんは、

ご自身は、もともとEU離脱反対の立場であられたそうですが、

折あしく

国民投票でEU離脱の選択がなされたあと、首相になられました。

首相の仕事柄、決まったことは実行する義務があります。

それでさっそく実行しようとするのですが、

ここにきて、いったん離脱を選択したはず国民が、離脱を反対するのですね。

国民というより、国民に選ばれた議員さん達と行ったほうが適切ですが。

それでメイさんも苦労されました。

メンケルさんもメイさんも、そのご苦労の源は移民問題なのですが、

立場は逆なのですね。

逆ではあるけれども、男でも耐えられない局面でよく頑張られました。

「男でも耐えられない」と書きましたが、

最近は、「男なら耐えられない」と言い換える必要があるかもしれません。

そのくらい現代は女性のほうが立派です。

★メイさんもメンケルさんも女(め)の人と思へぬほどに頑張れる人

★仕事できおしやれで見た目よきをみな増えゆくことを頼もしく見る

★大阪城バックに並ぶをとこよしそれよりよろしきをみなが二人

*

痙攣を起こされてもG20には出席なさるというメイさん、

くれぐれもご無理なさいませんよう。

地元関西在住者からメンケルさんのますますのご活躍をお祈りさせていただきます。


仏大統領マクロン氏&ブリジットさん

2019-06-29 01:34:15 | ブログ記事

今回のサミットに訪日したフランス大統領マクロン氏とその奥様でいらっしゃるブリジットさんは、

ブリジットさんがマクロン氏より25歳年長の奥様ということで有名である。

これは高校生だったマクロン少年が先生であったブリジットさんに片恋をして、

のち当時3人の子持ちだったブリジットさんと再婚したという逸話が残されている。

私はこのロマンスを聞いて、イギリスのチャールズ皇太子とカミラ夫人を思い出した。

カミラ夫人はチャールズ皇太子の一歳年上でしかないが、

年上であることでは共通している。

それと年下の男性に一生をかけて深く愛されつつあるということも・・・。

ブリジットさんは年齢を超越した魅力をお持ちの女性なのだろう。

それと、

マクロン氏にも、

チャールズ皇太子がカミラ夫人を愛した理由、

赤ちゃんのころに世話してもらった乳母にカミラ夫人が似ていた

というような特別な事情があったのかもしれない。

私は、

年齢を超えて、こうして愛し合うことは素晴らしいことだと思う。

これからは、だんだんこういう形の恋愛が増えてくるような予感がする。

そういえば、

チャールズ皇太子の次男であられるヘンリー王子のメーガン妃も年上であられる。

これは、やはりヘンリー王子が幼いころに母親のダイアナ妃を亡くされたことが

関係しているのかもしれない。

こうしてみていくと、

結婚は、単なる好悪の感情だけでなく、

その育ってきた環境からそのフィアンセが選ばれることもあるような気がする。

*

★愛されし記憶が愛する対象を決めることある此の世の法(きまり)

★マクロンが先生なりしブリジット愛しし事実歴史とならむ

★チャールズがダイアナよりもかくカミラ愛ししことも歴史でありぬ

★ダイアナを失ひにけるヘンリーの選びしメーガン年上なりき

★年上が好まれること趨勢でこれから増える歳の差婚は