かみなり

心臓に人工弁を、耳に補聴器をしている昭和23年生まれの団塊世代です。趣味は短歌です。日々のよしなしごとを綴っていきます。

多様性を認め合う社会

2019-07-20 16:07:16 | ブログ記事

明日に投票を控えた参院選挙ですが、

さきほどの記事でご紹介した

筆談ホステスこと、聴覚障碍者である斎藤りえさんは

障碍を持った一定数の国民の声を国会に届ける代表は絶対に必要

と言われています。

すなわち

「多様性を認め合う社会」ですね。

私は自分が聴覚障碍者であることだけでなく、

孫娘が脳性麻痺で寝たきりなので、

このことの重要性は痛感します。

脳性麻痺で生まれたから社会に無用ではなく、

脳性麻痺で生まれて歩くことは愚か、立つことも座ることもできない人も

生きていていいのです。

この孫は、私達にとっては掛け替えのないたった一人の女孫です。

どんなにこの子のことを私達が愛しているか、

どんなにこの子のことを私の長男夫婦が大事にしているか、

関係ない人たちには理解してもらえないと思いますが、

事実です。

私自身、難聴の判明したときに両親をがっかりさせましたし、

祖父母にも心配をかけました。

が、だからこそ、両親、特に母は、私のために一生懸命働きました。

祖父母は私が結婚をしたあとも、

私のことが気になって、

毎月、高知の産物を荷物にして送ってきてくれました。

此の世に生まれてきた人で、此の世に要らないという人はいません。

それぞれの使命を帯びて生まれてきているのです。

私のたった一人の女孫が私達にとって天使であるのと同様に、

私のことは、

私の祖父母にとっては、

目の中に入れても痛くないほどの可愛いたった一人の女孫でした。

私の母方の従弟たちは全部男で、男の子たちは皆健康で優秀だったのに、

たった一人の女孫の私だけ難聴という障碍者でした。

が、祖父母は、

私が中学生になったころから毎年高価な着物を作りためてくれて、

二十歳になったときは振袖も作ってくれました。

人が私のことを褒めてくれたら、

誰よりも喜んでくれたのが祖父母でした。

嫁いできてからは、この難聴のため、ずいぶんいじめられましたが、

実家の両親や祖父母は、

私に障碍があるからこそ、よけい大事にしてくれたと思います。

こういう家族を思う気持ちを他の人々にも及ばせていけば、

日本は今よりもっと良い国になると思います。

私は、自分に障碍があるから言うのではなく、

この国のこれからを思って言っています。


難病ALS患者が当選確実で参議院が困惑

2019-07-20 09:45:19 | ブログ記事

という記事を見つけました。

こちらです。


れいわ新選組・難病ALS患者が当選確実で参議院が困惑 対応策を検討か

私の歌友に筋ジストロフィーで寝たきりの昭和25年生まれの女性がいます。

彼女のお母様は90歳を超えられ、この夏が山場だと言われています。

彼女が悩んでいるのは、

お母様が亡くなれば、彼女を施設に入れると同居のお兄様夫婦に宣告されていることです。

それでその前に自分から命を絶つと言われるのです。

私は止める術がありません。

彼女が施設に入所したくない最大の理由は、

施設では男性ヘルパーさんに猥褻な行為を受けることです。

過去、お正月とかに短期入所した体験を持つ彼女は、

それを非常に恐れています。

昭和25年生まれといえば、今年69歳。

その年齢になって猥褻も何もあったものではないと思われる向きもあるかもしれませんが、

いくつになっても、女性は、そんなことはされたくありません。

彼女は訴えます。

ストリップなら本人納得の上でお金をいただいて見せますが、

身体を動かせない障碍者は、

見られるだけでなく、猥褻な行為までされてしまいますと。

私は、まさか介護の仕事に携わる人がそんなことをするはずがないと

信じられなかったのでしたが、

そういうことに詳しい方にお聞きすると、

残念ながら事実だとおっしゃるのです。

それで俄かに私が心配になったのが、

今年12歳になりました脳性麻痺で寝たきりの私の女孫です。

祖母の私が言うのも変ですが、

笑顔の可愛い子で、養護学校でも人気者です。

この器量よしの孫が、

もしそんな目に遭ったらと考えたら目の前が真っ暗になります。

そういうヘルパーさんの中には

猥褻が目的で、その仕事を選ぶ不心得者もいると聞けば、

絶望的な気持ちになります。

こういう社会状況を変えるためには、

こういう弱者こそ選挙に出る必要があるかもしれません。

上に紹介した記事の中に書かれてある

聴覚に障碍があり、筆談ホステスで有名になった

斎藤りえ前区議も今回の参院選挙比例区に出馬されるようで、

私は彼女の応援をさせていただきたいと思っていましたが、

ただ所属が立憲民主党というのはどうかな?

彼女の記事はこちらです。

「筆談ホステス」として話題の斉藤りえ前区議 立憲民主党から参院比例区に出馬へ


前も書いたけれど、令和になってから悲惨な事件が多い

2019-07-20 03:20:50 | ブログ記事

これは神様からの警告ではないでしょうか?

もちろん事件は、事件を起こした人が悪いのですが、

こう立て続けにいろいろあると、

何か時代のせいのような気もしてきます。

私達一人一人のというより、

それらを取りまとめる大きな存在に何か問題があるように思うのです。

霊感のある人は、

それが何であるか、既に感得しているかもしれません。

こうなれば、

何か人間の及ばない大きな存在に対して。

私達は祈ることしかできません。

これ以上、悲惨な事件が起きませんように!