旅の恥はかきすてです

旅行が好きです。
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そんな旅行を書いていきます。

2019年5月1日 モスクワ2日目

2019-05-01 | 2019年5月 ロシア・バルト・ヘルシンキ


モスクワ2日目。
「セブン ヒルズ ルビヤンカ」は朝食付きです。
ここの朝食はよかった。
ふくよかな女性がオムレツを焼いてくれます。太いソーセージ2本付き。
パンケーキも作ってくれる。
ヨーグルトやチーズ、シューズ、コーヒー、紅茶はバイキング形式、
黒パンもある。
美味しかった。

最初はクレムリンから。
クレムリンは、その敷地内に複数の教会などが建っています。
オープンするのは10時だけど、10時からの武器庫の入場チケットをネットで予約しています。
時間帯が区切られていて、事前予約していないと売り切れていることがあるとの事。

ホテルからクレムリンまでは近いし、昨日通った赤の広場を突っ切ればすぐ着くと思っていたけど、少し余裕をもって出た。
しかし、しかし、しかしですよ、ここで問題発生。
この日は5月1日のメーデーでした。
道路には学生のような若い人からお年を召した方まで、沢山の人がシュプレヒコールを上げながら歩いていました。平和なデモに見えます。
赤の広場には座席が作られていて祭典があるようで、交通規制してました。
そのせいで赤の広場に出る入口が鉄柵のガードでふさがれて、通ること事ができません!!
困った。。。通れるところがあるか、右往左往する私。
道を知らない旅人には、この状況はきつい。
警備の人に聞くと「今日はクレムリンはクローズしている。」と言われてしまう始末。
そんなバカな、そしたらなぜ今日の日付けのE-Ticketが予約できたのだ!?
人が流れるほうに行って、どうにか張られているバリケードを迂回して、こんなに近いのに結構時間かかってようやくクレムリンに到着。10時には間に合った。
そしたら、オープンしてました。
よかった。ほっつ。

チケット売り場にはE-Ticketをチケットに変えてくれる窓口が別にあって、そこでチケットを引き換え。並ばずにチケットをGetできました。
武器庫の入口は特殊な位置にあるのと小さい入口なのでわかりにくいのですが、人の波について行って見つけることができました。
クレムリンにはもう一つ予約が必要なダイヤモンド館というものがあるそうですが、ネットでの予約は武器庫と共通券しかなく、ダイヤモンド館は武器庫でチケットが購入できると、とあるロシア在住の方のブログにありました。
地球の歩き方には、チケット売り場で購入するしかないともあった。
よくわからんな~~~、と思ってました。
チケット売り場では時間もないし、並んでいるので、よく見なかったのでここで買えたかどうかは不明。
武器庫に入るとインフォメーションがあって、「ダイヤモンド」とだけ言うと、「クローズ。」と言われた、
うーん、どうなんでしょうかね。
結局ダイヤモンド館のチケットの購入方法はわからず。
でも、クローズしていたんじゃないかなと思う。それか、武器庫に超豪華宝飾品が展示されていたので、もしかしたら武器庫にダイヤモンド館の展示物が含まれてるのかな、と思ったりもした。

武器庫という名前から、昔使っていた甲冑や剣などの武器がたくさん展示してあって、あんまり興味ないんで飛ばしてもいいかなと思っていましたが、ところがどっこい、王冠や聖書の表紙の装飾,剣など、とても大きな宝石を使った装飾品が多数展示されていました。
素晴らしかったです。
こういう昔の宝飾品の数々を見ると、本当に宝石が大きい。サファイア、ルビー、エメラルド、ダイヤモンド。
これはトルコのトプかプ宮殿でもそうだったけど、その頃は大きな宝石が取れたんでしょうね。

武器庫を出て、共通券で聖堂を見学。
地球の歩き方には5つとあったど、4つしか入れませんでした。パトリア―シェ宮殿というのがわからなかった。
ここかと思う所はあったのですが、入口の標識が見当たらなかった。
クローズしていたのか、見落としていたのか、わからず。

その後、腹ごしらえ。
このきつい歩いて回る欲張り観光。時間もないけどお腹に物を入れないと持ちません。
昨日のレストランに行きたかったけど、ガードされてて行きつけなさそうであきらめて、エリセーエフスキーの隣にカフェがあったので、そちらに入る。
なんだかかわいいファミレスのようなカフェでした。
お皿も赤に白の水玉。
ポテトが入った餃子みたいなのとアボガドサラダ、ジュースの軽いランチ。
隣の席ではお年を召した女性3人組が、甘いもの頼んで食べながらとても楽しそうにお話しされていました。
テーブルの上には、お茶と甘いものが沢山乗ってた。
日本と同じように「うちの嫁が」「孫が」みたいな話なんでしょうね。ほほえましい。

この後赤の広場にも行ってみましたが、メーデーでポクロフスキー聖堂はクローズしていました。
がっかり。昨日見た時は、内部は今日来ようと思ってたのに。
仕方ないから、近くから見て写真撮った。
次にゴーリキーの家博物館に。地球の歩き方に写真が載ってて、アールヌーボーの傑作との事。
建物好きなんで、ぜひとも見てみたいと思って、迷いながらも到着。
しかし、しかし~~~   クローズしてました。
休みの曜日ではないですが、メーデーだからでしょうかね。
docomoの海外ネットは追加料金が約1000円で24時間使えるので、Google先生も使ったけど、結構苦労してたどり着いたのに。
がっかり。。。
まあ、海外旅行ではたまにある事。致し方なし。



その後は、まだ時間があったのでプーシキン美術館に。ここの閉館時間は20時と、モスクワの中でたぶん一番遅くまでオープンしている名所なのではないでしょうか?
この美術館、思いのほかよかった、というかすごいよかった!
本館が19世紀前の絵画など,新館は印象派などの絵画が展示されています。
ます、エルミタージュ美術館のように人混みはない。そして、日本の展示と違ってガードなどがなく、たいていの絵をまじかで見ることができます。
キャンパスに盛り上がった絵具や筆使いなどもみる事ができます。
そして素晴らしい名品の数々が展示されている。
とても感動しました!ここ来てよかった。

美術館をでて、ホテルにもどり荷物をピックアップしてレニングラード駅に。
夕食は駅で惣菜を指して選ぶ形式のカフェがあったがので、そこで炒めご飯とサラダ、スープ。450P。
この日は夜行列車のレッドアロー号という、ソ連時代から使われている夜行列車でサンクトペテルブルクに向かいます。
奮発して1等にしました。
本当はヘルシンキに行くので、ヘルシンキまでの夜行列車もあるので、そちらでもよかったんだけど、レッドアロー号に乗りたかったのでサンクトペテルブルグから乗り継いでヘルシンキに向かう事にしました。
別々料金と時間はかかりますが、大きく差があることはないようです。レッドアロー号はほぼ毎日23:55に発車して、サンクトペテルブルグに07:55に到着します。
レッドアロー号は、その名前かわわかるように赤い列車です。
入口にはコーチごとに担当の乗務員の方が立っているので、乘るコーチの担当乗務員にネット予約でプリントした紙を見せて乗車します。
その担当の方の制服もカワイイ。女性は紺色のコートと赤い帽子。
みな、その仕事に誇りを持っているように感じました。
コンパートメントにはお水とパン,カットフルーツ,レッドアロー号のパッケージの板チョコが用意されていました。


赤いカーテンと赤いソファ。素敵です。高貴さが漂います。
ソファをひっくり返すと、シーツと布団が出てきます。
約14000円。ホテル代を7000円で移動費が7000円と考えると、それほど高い料金ではないのでお勧めかな。
二人部屋のコンパートメントなんですが、私が入ると初老の男性がすでに座っていました。
一人の場合は男性と相部屋になるということは、どこかの旅行記で読んでいましたが、ちょっと嫌かな。
他の国では、こういう場合は必ず女性同士になるように考慮してくれることのほうが多いです。
それは仕方がないのですが、よく見るとその男性は全盲なようです。
このような場合、言葉がわからないとお手伝いもなにもできないのです。
困った。。。
しばらくすると女性の担当の方が来て、その男性を他のコンパートメントに移しました。
やはり言葉のわからない人だと、難しいと思ったのでしょう。
申し訳ないような、ほっとしたような。
そして、2人用のコンパートメントを一人占めです。

しばらくすると、朝食を聞いてきます。
4種類ぐらいあって、クレープとサーモンのサーモンに引かれて、これを選択。
オレンジジュースもその場で持ってきてくれます。
チーズもある。ヨーグルトまたはスイーツが選べるのかな?
コーヒーか紅茶の選択。
この時、100Pとストロベリーという言葉が聞こえて、苺が別途100Pで付くのかと思って「はい」と返事しました。
就寝して翌朝起きる。(あまり睡眠時間は取れませんが。。。)
担当の女性が朝食を持ってきてくれました。
見た目にも美しく、列車の中で食べる朝食は格別です。
サーモンが肉厚で美味しかった!やっぱり、ロシアはサーモン系がすごい!(後でまたサーモン系が出てきます)
しかし、苺がない。?
かたずけの時100P渡しましたが、どうやらコーヒーのグレードアップだったようです。
すごい満足した、想像した通りのレッドアロー号でした。


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