ガウディはやっぱ天才なんだな~
バルセロナでガウディ建築を見て、あらためて実感。
この人は、みずぼらしいみなりで路面電車にひかれたとのことだ。
これだけの建築をしていながら、なんでみずぼらしい身なりなんだろう?
当時から名声はあったらしい。
建築なんて絵画と違って目につくし、これだけの建物建ててたら、一目両善である。
建築の事で頭がいっぱいで、お金に無頓着だったから、貧乏だったのかな???
最初はグエル邸へ。
どうやら保守工事中で、5月末まで休館らしい。
残念。
ここは前にツアーで来た時に入った覚えがある。
もう、忘れちゃったけど。
入るのに、少し並んだ。
前もサグラダ・ファミリアは見た。10年以上前だなぁ。
たしかに工事は進んだようだ。
前に来た時は、内装はみれなかった。
あの有名な外装の中は、今こんな風になってます。
いつまで工事は続くのだろう?
最近、進みが早くなったという話も聞く。
次に来るとき(いつ?)までには、できてないかなあ。
早く完成形がみたいです。
今度来たたときに(いつだ!?)、あまり進んでいないようだったら、高い入場料払ってまではいんないかな?
室内を見上げた時の天井のカクカク装飾やステンドグラス、彫刻など、確かにきれいですばらしいです。
しかし、あんまり感動しないというか、なんというか。。。。
単に新しくてピカピカだからそう感じたのか、好みの問題なのか。
ほんとにガウディの意思とかコンセプトとかに合っているのだろうか、、、、すみません。。。。
日本人の彫刻家で長年サグラダ・ファミリアの建築に携わっている方がいて、TVのインタビューで、「なにかあると、ガウディという原点に戻って考える。」というような事を言ってた。
ガウディは,あれっこれ,そしてそれ,追加でこっちも!!というようにガンガン指示を出して、激しくタクトを振った人なんじゃないかと想像する。
だから、ガウディ不在で作ってるサグラダ・ファミリアは精彩にかけるのかな??(あくまで想像)
屋上に上がるエレベータが別料金であるそうだが、エレベータが故障中らしく、上がれませんでした。
午前中はゴシック地区に行ってしまったので、1日目は時間もなくなってきた。
カサ・ミラよりカサ・バトリョのほうが見たかったので、こっちを先に見ることにした。すごく並んでいたが、我慢して待つ。
ここは8時までオープンしてるから、まあ大丈夫かな。
私の持っている地球の歩き方のガイドは古いもので、カサ・バトリョの期限の切れた10% の割引券が付いている。
だめもとで出してみると、引いてくれた。
出してみるもんだ。
ガウディやモンタネールの建物の入場料はどこもめちゃくちゃ高いけど、ここの入場料は18ユーロで一番高い。
日本語のガイドつきだけど。
ここのお宅は個人で管理しているらしいです。
維持費を賄うために、入場料を払って室内を公開しているとのこと。
前は公開していなかった。
維持費に困って、公開する事にしたのかな?
オーナーは、ここに住んでるのかな?
こんなに観光客がきたら、生活は大変だろう。
でも、こんなに混んでいるんだったら、儲かってしょうがないかも。
30分ぐらいなんだろうか?
カサ・バトリョに入る。
玄関ホールに入った途端に、鳥肌が立つような感触。
言葉では説明できないぐらいすごい!!
玄関ホールや階段や廊下は、丸みをおびた、なんとも言えないフォルム。
普通は内装と言ったら、すみなんかは角ばってる。
マンションや、一軒家。コロニアル建築といわれる建物もそう。
しかし、ガウディのこの建物は、廊下にはその角がない。
丸みをおびた階段上の天井には、楕円の窓がついている。
かといって、シンプルでないともいえない。
ガウディの家って、もっと装飾的で、あまり人が住むには向かないというか、暮らしにくいんしゃないかと思ってた。
しかし、住みやすそうである。
住む人の事を考えて、設計されてる。
意外。。
全体的に”水”をイメージしてるらしい。
天井の装飾も水滴がイメージできます。
建物の真ん中に明かりとりの吹き抜け通ってて、青いタイルで装飾されていて、きれい。
それも上から下へ、濃い青から薄い青に色がグラデーションしてた。
特徴のあるうねうねした窓枠は、ステンドグラスになっている。
ステンドグラスや窓枠も、海とかそういうものがイメージされているのだろう。
窓も大きいいから、光は十分に差し込む。
木の大きな部屋の間仕切り?もうねうねしていて、上にはガラスの装飾がある。
玄関ホールも、廊下も、階段も、階段の手すりも、部屋も、ドアもドアノブさえ、すごいな~と。
ガイドを聞きながら、ゆっくり見て回りました。
順路があって、最後はお土産屋さんにたどりつく。
いろいろなガウディグッズを売ってた。
日本語版のカサ・バトリョの本だけ購入。
今その写真みてたら、もう一度見に行きたい気持ちに駆られました。
1日目の最後の観光は、まだ時間があったんでカサ・ミラへ。
カサ・ミラはいわゆるマンションで、その中の一部を公開しているらしです。
しかし、ここも住んでる人は大変かなぁ。
でも、あたしだったらそれでも住んでみたいです。
家賃、いくらなんだろう。すごく高そうです。
入って屋上にあがります。
屋上には、タイルで装飾された,ねじりかりんとうのような煙突のようなものが何本も立っている装飾があります。
この図は、写真集とかで見たことがある。
ここなんだ~。
ちょっとしたガウディ博物館もあります。
屋上だけではなく、内部も見ることができた。
カサ・ミラの内部は、白いです。
白い部屋、白い廊下。
カサ・ミラもカサ・バトリョとおんなじように、直線はあまりなく,曲線の世界。
ここも、最後はお土産屋さんにたどりつく。
カサ・ミラ本を購入。
この日はカサ・ミラを見終わって、すでに8時ごろ。
観光は終了。
といっても、ライトアップしたカサ・バトリョも見たけど。
ガウディの建築で、もうひとつ見たいものがあった。
コロニアル・グエル教会。
これも前にTVで見て、見てみたいナ~と思ってたものだ。
しかし、翌日は16:40の飛行機でパリに戻る。
となると、15:00までには空港に着きたい。
コロニアル・グエル協会は、市外にあるのだ。
どうしようか悩む。
10時からは、カタルーニャ音楽堂のガイドツアーを予約してるから、11時以降の移動になるので、飛行機の時間大丈夫かな?
方向音痴なんで、教会すぐ見つかるかな?
グエル公園行ったほうがいいかな?
とかいろいろ考えたけど、ええーい,いっちゃえー、と。
賭けである。
翌日、約1時間のカタルーニャ音楽堂のガイドツアーを終えて、急い音楽堂を出る。
終りのほうは、気もぞぞろになってしまった。
そして、近郊連絡線の乗り場に行く。
キップの自動販売機の前に駅の案内人がいて、コロニアル・グエルというと、ボタンを押してくれた。
それも往復切符らしい。
切符の自動販売機に案内人がいるとは、いい制度である。
地球の歩き方に書いてある番号の列車にのる。
行先が書かれている電子掲示板に、コロニアル・グエル駅があるんで、これでいいんだなと、ほっとする。
バルセロナもちょっと郊外にでると、なんにもない風景が広がっていた。
コロニアル・グエル駅について、とりあえず外に出る。
なんいもないところである。商店街はもとより、1件の店すらない。
道には、点々と青いペンキで書かれた足跡が続いていた。
この足跡についていけば着くに違いないと、足跡を追う。
やった~、迷わないで観光案内所に着いた~
すごい便利。あたしのような方向音痴でも迷わず着ける、案内方法である。
しかし、観光案内所でチケットを購入したが、入口がわからず、右往左往する。
人に聞いて、やっと見つける。
ここの入場料は5ユーロで、市内のガウディ建築に比べるとずっと安い。
コロニアル・グエルは教会だけど、敷地は広く教会以外にも見る物があるようだ。
でも、時間がないから教会堂だけ。
コロニアル・グエル教会堂には人がいなかった。
バルセロナ市内の、あのガウディ建築を見るための行列はここにはない。
観光客は1人ぐらいしか見なかった。
大きくはない教会。人はおらず、静寂。
屋根に特徴がある(写真)。
しばらく、ベンチに座ったり、写真を撮ったりしてた。
しかし、時間がないため、ここを見ただけで早々と引き揚げた。
青い足跡を逆にたどり、駅へ。
すぐ電車に乗れてた。
B&Bから荷物をピックアップして、バスで空港へ。
飛行機の時間は問題なかった。
かけに勝ったぞ~というかんじでした。
旅行運は悪くない。
無駄に長い。読んだ人、いたらすまぬ。
もっと写真貼りたいがスペースがなくなった。
ガウディの建築は、どこもかしこも素敵!
高橋大輔のスケートみたい。
(編集日 2014.07.11)
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