「アパート、怪物に見えた」 光市母子殺害・第5回公判詳報7月24日23時28分配信 産経新聞
山口県光市の母子殺害事件の差し戻し控訴審公判が24日、広島高裁(楢崎康英裁判長)で開かれ、殺人罪などに問われた元少年(26)=事件当時(18)=は被告人質問で乱暴目的をあらためて否定した。
被告人質問の主なやりとりは次の通り。
《差し戻し審での被告人質問は3回目。犯行状況についてはすでに第2、 . . . 本文を読む
第2 検察官の上告理由について(量刑不当)
1 検察官の上告理由は、第1審判決及び原判決が認定した事実を前提としており、その前提からして失当である。 なお、ここで注意を喚起する必要があるのは、第1審判決及び原判決が事実誤認をしたのは、検察官が、鑑定書、実況見分調書等の客観的証拠を無視して、被告人をして虚偽の自白をさせて事実をねつ造したことによるものであるということである。 すなわち、検察官は、事 . . . 本文を読む
光市事件最高裁弁護人弁論要旨補充書【1】〔4〕 4 被告人の供述の信用性の欠如 しかるに、被告人は、第1審判決及び原判決の事実認定に沿う自白を行っている。この項では、被告人の自白調書がおよそ信用できないものであることを明らかにする。(1) 本件事件の自白調書の概要 本件での被告人供述調書は、全部で33通提出されている。逮捕当日である1999年4月18日に作成された乙1から同 . . . 本文を読む