42.195キロメートル

マラソンの距離が42.195キロになったのは、第4回のロンドンオリンピック（1908年）での出来事が原因になっている。
当初距離を26マイル（41.84294キロ）の予定としていたものの、アレクサンドリア王女から、
スタート地点を宮殿の庭に、ゴール地点を競技場のロイヤルボックスの前に設置して欲しいという要望があり、
やむなく延ばしたというわけだ。
その大会では、イタリアのドラントという選手がゴール直前で倒れ、失格になったものの、
観衆に大きな感動を与えた事で、それを称えるために42.195キロを正式距離にしようということになったという。