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皆様、こんばんは。
事務局です。
13日の一宮市内は、きびしい暑さが続いていますが、体か慣れたのか、以前のように暑さを感じなくなりました。
本日の寺西は、作業がないため(※)、組み立てレイアウトのボード製作をおこないました。
※寺西はお盆休み中でございます。
今日から4枚目の製作に入ります。
帰郷された方から、寄贈がございました。
Nゲージサイズのトラック各6台です。
外箱なしの中古品です。
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レイアウトに情景が付けられるようになった時に、使用させていただきます。
ありがとうございます。
ここからは、通称「青バス」の乗車会に参加したお話の続きです。
「青バス291号」は、雨晴海岸で、JR氷見線の列車を待つため、国道415号線の旧道で停車中です。
雨晴海岸は、砂浜と海水がきれいなこと、岩礁あり、砂浜あり、青松ありと、変化に富んでいます。
下の写真は、氷見線観光記念券です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/73/b71ca31bcc89968dd90294e0c49266b9.jpg)
皆様は、大伴家持(おおとものやかもち)という、奈良時代の歌人はご存知ですよね。
「万葉集」を編纂された人、と言われています。
最近、古典の授業で、「おおばんいえもち」と読んだ生徒がいた、というお話を、ある先生から聞きました。
大伴家持(大伴さんは土地・建物共に所有)は、受験の時に使ってくださいね。
家持はこの海岸を見て、歌を、数多く詠んでいます。
その中から1首です。
立山に
降り置ける雪を
常夏に
見れども飽かず
神からならし
(訳1)眼前には、万古の雪をいただいた立山連峰が、神々しく、そびえ立っていたる。
(訳2)立山に降り置いている雪は、夏のいま見ても、見飽きることがない。神の山だからに違いない。
※大伴家持(巻17-4001番)
下の写真は、氷見線観光記念券です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/58/3ddcd425c4a194397a6cca9e019394cf.jpg)
家持は越中(えっちゅう)赴任5年間に、223首の歌を詠んでいます。
赴任?
家持は、どうして越中にいらっしゃったのでしょうか?
大伴家持は都で、今でいう官僚のお仕事をされていました。
※貴族でしたが、武門の家で高級官吏(かんり)だったそうです。
746(天平18)年、家持が29歳の時、国守(※)として越中に赴任するように、と命令が出ます。
※正式には越中守です。
華やかな都(平城宮・奈良)から一転、ひなびた、冬は厳冬になる北国(ほっこく)に下った家持でしたが、歌人であったことが幸いしたのでしょう。
越中の雄大な自然と風土が、作歌意欲をかきたてたようで、生涯作った歌の半数が、越中赴任時に作られています。
青バスは、氷見線の下り列車と並走します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/41/215a88fd02a4d9d3277c87e23b1cdfcd.jpg)
並走したのち、JR雨晴駅前の私道に停車して、簡単な撮影会をおこないました。
撮影会が終わると、駅出札口に行き、入場券を買い求める参加者がいました。
寺西も入場券を購入しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/97/cb1abe47a699db00acb86fa23ba239fb.jpg)
入場券は、硬券(厚紙を使った切符)ではありませんでしたが、良い記念品になりました。
次回に続きます。
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