青色鉄道模型運転会

一宮市青色申告会ホールで開催されている、鉄道模型運転会公式ブログです。Xアカウントは@railaoiro138a

青バスに乗る(15)

2016-08-19 21:00:00 | 日記


皆様、こんばんは。
事務局です。

19日の一宮市内は、引き続き、きびしい暑さが続いています。

昨日から湿度が上がったような感じがします。

本日の寺西は、見積り書作成と木工作業でした。

ここからは、通称「青バス」の乗車会に参加したお話の続きです。

「青バス291号」は、国道415号線の、雨晴海岸が見える旧道で停車中です。

富山湾マリン様の遊覧船は、外海に出て、定置網周辺を回遊します。

上の写真は、上荘川に架かっている斜張橋「比美乃江大橋」を中心に、漁港北側を写しています。

比美乃江大橋の規模は、長さ112m、幅21m、斜張主塔の高さ51mで、漁師が、地引き網を引き揚げるところを、デザイン化しているそうです。

ライトアップがおこなわれており、春と秋は白色、夏は薄青色、冬は淡黄色で、彩られる、とのことです。

ブログ文面を作る際に知ったのですが、定置網は、水深27m以上の海域に設置する網なんですね。

皆様は、「富山湾は天然のいけす」と言われているのをご存じですよね?

湾の西側から北に向かって、能登半島が日本海に突き出しています。

富山湾の写真がありませんので、源(みなもと)様が販売されている、駅弁「富山湾」の写真を付けておきます。

海の写真よりは、興味を持ってもらえるかと思いまして。

イラストに、ブリ・ホタルイカ・シロエビが入っていますね。



この地形が幸いして、海水表層部、0m〜300m付近までは、対馬海流が入り込み、暖流系の回遊魚が入りやすくなっています。

水深300m付近より深い部分は、水温1〜2度ほどの、日本海固有水(※)があり、の冷水系の生物が生息しています。

※海洋深層水ともいいます。

※公共施設の売店などで、海洋深層水を使ったソフトクリームが販売されている場合があります。

海底谷には、立山連峰の山脈から流れ出た、酸素と栄養が豊富な水が流れ込みます。

水深1200m以上付近には、プランクトンを培養する有機塩が豊富に含まれた海水があり、この海水を求めて、色々な魚が集まって来るそうです。

下の写真は、駅弁「富山湾」のお品書きです。



そのため、富山湾は、日本海に分布する約800種類のうち、500種類の魚が生息している、と言われています。

海底の地形が、沿岸から急激に深い海底谷になっている関係で、漁場と漁港の距離が極めて近いという特徴もあります。

魚の種類が豊富、港からすぐに漁場に行ける、という環境が、「富山湾は天然のいけす」と言われる理由なんだそうです。

下の写真は、駅弁「富山湾」の中身になります。



氷見漁港付近には、定置網が複数、設置されているお話を聞きました。

遊覧船を楽しんだ後、時間に余裕がありましたら、以前は海鮮市場でした、氷見漁業交流館「魚々座(ととざ)」様に訪れてみてください。

(3)ひみ漁業交流館「魚々座(ととざ)」――

※去年11月から休館していました旧魚々座様が、名称を「氷見市漁業文化交流センター」様と改称して、7月14日から運営を再開しました。

※展示内容が変更されている場合がございますので、ご注意ください。

2015年4月に開館しました、氷見の漁村文化を、実物を展示することによって、来館者の皆様に知っていただく施設になるそうです。

館内に入りますと、寺西は、鳥羽一郎様の演歌「兄弟船」が頭に浮かんできます。

館内には、網元の皆様から寄贈を受けた、魚具や漁業に関係する物品が、数多く、展示されています。

寺西が興味を持った展示物の1つに、懐かしの、定置網などを浮かせるために使っていた、「ビン玉」がありました。

円形の透明青色のビン玉は、網で包まれており、破損防止と、どこに網の紐を付けていいように、と工夫されています。

次回に続きます。

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