ぬくぬく犬猫と死にいく人

その後のメイちゃん
腫れることなく、傷はそんなに深くありませんでした。
治ったら目立たないようにと祈るだけです！　

弥生パンダはほとんど毎日、インターバル的なウォーキングであちこちを１時間ほど歩いていますが、、
新宿のとある地区で、、
背丈が1ｍほどある今までみたこともないような超大型犬が２匹、廃屋の前で知り合いからブラッシングを受けているではありませんか！？
え？え？
知り合いはマンション暮らしでこんな大型の犬と暮らしている！？
しかし以前お呼ばれした時、犬はいなかったような。。
挨拶もそこそこに彼にそのことを聞いてみると

この大型犬はアイリッシュとかグレートとか云った犬種で、子犬の時からずっと一緒なんだそうで、、
この子たち専用の2ＬＤのお部屋を住まいと同じ階に購入し
この犬種たちはとてもデリケートのため、人間仕様の内装を犬が快適に暮らせるように全て改装したとのこと。
この子たちはまだまだこれから大きくなるよとこの上なく嬉しそうに話してくれました。

事情があって大好きな犬、猫と一緒に住めないので、ペット可の分譲の部屋を購入してそこを犬、猫の専用部屋にしている人は多いのですが
彼が住んでいるのはタワーマンションで、一部屋１億前後のもの。
億ションもそういう風に利用していた人がいたとは。。
あるところにはあるもんだ！
このタワーマンションは、眼下にある広い公園を見渡すことができるとても快適なものです。

で、、眼下にある公園には浮浪者が所狭しとブルーテントを張って約６０人ほどが生活しています。
彼らは、週１度のボランティアによる炊き出しを楽しみに、夜も更け、飲食店が閉まるころ残飯を求めて行動開始。
コンビニの期限切れのものを貰い受けるために、朝方まで道端に落ちているものを拾いながら動き続ける。
しかし毎年冬になると、寒さのために凍死する人が後をたたないそうで。。
※ちなみに現在この公園では、オリンピックのためなのか浮浪者は全て追い出され一人もいません。

蒸し風呂のような暑さでも、寒い風が吹き荒んでも、快適な専用部屋の中でぬくぬくと過ごす犬、猫もいれば、空腹と暑さ寒さに震えながら死んでいく人もいる。。
タワーマンションと隣接した公園で日々営まれているあまりにも違いすぎる環境におかれた生命体。
これが日本の現実で資本主義で格差社会。
でも何かおかしいよ！ニッポンジン！