弥生パンダの独り言

今日も元気に

土用干し

2012-08-07 | 日記
今年は、4年ぶりに梅を漬けました。

毎年梅の季節になると、和歌山の南高梅完熟梅を漬けて梅雨が明けたら土用干しと1年の大きなイベントの1つでしたが、2008年から季節をほとんど楽しむことなく、梅の時期になろうとも1日でもチャー君が元気で長生きできたらと・・そのことばかりに集中していました。

ここは新宿に近い場所。
高台にあるので、いつも風が吹いています。

梅雨明けを待って、アパートの屋上で梅の土用干しを。
   

梅を漬けるようになったのは15,6年前で、原材料が国産で梅と塩、赤シソのみの昔ながらの手法で漬けた梅干しを探したことがきっかけ。
国産品で、昔ながらの方法で、化学薬品の添加物を使用していない梅干しは通常のスーパーで販売していません。

自然食品を取り扱っているお店でやっと購入、、しかしそのお値段が。。。
ならば、自分で漬けてみようとチャレンジしたら意外と簡単に。
梅の漬け方はネットで紹介されていますが、弥生パンダは梅博士こと松本紘斉氏の本を読んで。

赤シソは塩で揉んで梅と一緒に漬けますが、これが大変な作業の上シソのアカで指先が黒くなりますので、赤シソは塩もみのものを購入して漬けています。

土用干しをすることで、真夏の太陽のエネルギーと夜のエネルギーをいっぱいに吸収した梅干しの完成です!
しかも今年は満月の前後を狙って干したので、月のエネルギーも充満されています!


ちなみに昔から「梅漬けが失敗したらその年はその家に災難が起きる」という言い伝えがあります。
昔の食の無い時代、大切な保存食でもあり、薬効が高い梅干しを腐らせるということは「なんてこったぁ~!梅干しも漬けれない嫁なんて」という戒めを含めたことからかもしれません。。

現在は、昔のように塩分濃度が高い(おそらく25%以上)物ではなく、この土用干しをした梅は15%ほどのもの。
塩分が18%~20%を切るとカビは発生しますので、カビが発生しないようにアルコールを使用して我が家で一番涼しい場所=玄関の土間に置いています。

過去何度かカビを発生させて、その都度対処をしてきました。
しかし、その年に記憶するような災難はありませんでした。
このような言い伝えで梅漬けを躊躇している方、ぜひ来年は梅漬けに挑戦してください!

玄関に置いてある梅の容器、メイちゃんが靴箱に乗る際の足かけになっています。。

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