歌がうまくなりたい

「誰にでもわかる」「実感できる」カヌマミュージックスクールのレッスン風景

松嶋菜々子!!

2019年07月30日 06時46分29秒 | 豆記事

相模原市のカヌマミュージックスクールです。

“Y君(30代)”のこと。

 

彼は ラブソング が大好き。

でも“まちがえまい”と歌うのに精一杯。

 

そのときの歌は 織田哲郎の「いつまでも変らぬ愛を」

ご存知ですか?・・・少し懐かしめ

 

せっかくの 愛のことばも棒読み状態。

むなしく響くだけ。

 

そこで「目の前に好きな人がいると思って歌ってごらん」と言うと

「女優さんでもいいですか?」と彼。

「ok ok]

 

そして歌いだしました。

 

なかなか気持ちが乗ってきません。

 

ところが ある瞬間から気持ちが入ってきて

“メロディ主役”から“ことば主役”になり

歌い終ったY君。

「あー、気持ちよかった」

 

聴いている こちらにも伝わってくる歌でした。

 

「一体 誰を想像したの?」と聞くと 彼は

「好きな女優さんが何人かいて、一人ずつ、目の前に

現れては消え、現れては消えていた時、“松嶋菜々子”が

目の前で微笑みかけたとたん、グッときました。」

 

ラブソングはメロディに合わせて ただことばを並べるより

誰かを想い、歌いかけてみるのがよいでしょう。

 

ここでワンポイント。

 

歌は覚える時は“メロディが主役”ですが

覚えたら“ことばが主役”でなけりゃ、

気持ちが入りませんよ。