歌がうまくなりたい

「誰にでもわかる」「実感できる」カヌマミュージックスクールのレッスン風景

「高い音が続くフレーズが」 (>_<。)くるし~

2024年02月27日 06時50分00秒 | 今日のカヌマ

サビなどで、高い音が続くフレーズ(一息で歌う)が苦手な人は多いのでは??

〈神奈川県相模原市のボーカル教室カヌマミュージックスクールです〉

特に高音のロングトーン(長い音符)から始まるフレーズは、「声が続くかしら?

皆さんは声でその音程(高音)をとろうとするでしょう

力が入りますよね。力めばスムースに口が動かず、のど声になり、ヒィー・・・

また「あそこは大丈夫かしら?」「声がかすれるんじゃないかしら?」と怖がりながら歌うと、体は固まり、のどは閉まり、「やっぱりうまくいかなかった」ということになります。

例えば、ピアニストが曲の中で高い音が続くからと、力を入れて乱暴に弾きますか?

弾かないでしょう。

じゃぁ、どうすれば??

簡単です。

まず、そのつらいフレーズをグッと下げて、歌ってみてください。低くすれば、声に力が入らず、ことばもスムースに言えるでしょう。

では、もう少し音程を上げてそのフレーズを歌ってみてください。

そして、だんだん上げてゆけば、声を張り上げなくても、口も、ことばもスムースなまま、オリジナルの高さにもってゆけるでしょう。

例題として、「忘れてしまいたいことや~~」で始まる「酒と泪と男と女」(河島英五)のサビ。

「飲んで、飲んで、飲まれて飲んで」・・・・結構しんどいですが、

これを① ② ③ の順で歌ってみてください。

                飲んで飲んで~(オリジナル)

          飲んで飲んで~(すこし上げて)

 飲んで飲んで~(楽な高さで)

どうですか?

口に力が入らず、ことばもスムースにつながり歌えたでしょう。弱くもならず。

歌を声、声と思い、声で音程をとると、高い音はいつまでも苦しいものですよ。

低音のフレーズが苦手なひとは、その逆をやってみてください。低音もチャンとことばが言えますよ。

 

できれば🎧で

河島英五 酒と泪と男と女 歌詞(詞 曲 河島英五)

忘れてしまいたい事や どうしようもない寂しさに 包まれた時に男は 酒を飲むのでしょう

飲んで 飲んで 飲まれて 飲んで 飲んで 飲みつぶれて寝むるまで 飲んで やがて男は 静かに寝むるのでしょう

忘れてしまいたい事や どうしようもない悲しさに 包まれた時に女は 泪みせるのでしょう

泣いて 泣いて 一人泣いて 泣いて 泣きつかれて寝むるまで 泣いて やがて女は 静かに寝むるのでしょう

又ひとつ 女の方が偉く思えてきた 又ひとつ 男のずるさが見えてきた

俺は男 泣きとおすなんて出来ないよ 今夜も酒を呷って寝むってしまうのさ 俺は男 泪は見せられないもの

飲んで 飲んで 飲まれて 飲んで 飲んで 飲みつぶれて眠るまで 飲んで やがて男は 静かに寝むるのでしょう

注:日本のコピーは参照のために公正である。注:歌詞すべては所有者の特性そして版権である。歌詞は教育の目的のみで掲載されています。

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