神奈川県相模原市のボーカル教室 カヌマミュージックスクールです。
Tさんが今歌っているのは
皆さんご存じの「天城越え」
もともと知っている歌なので間違えることなく歌っていますが、
肝心なところで力んで逆に声がか細くなったり、ロングトーン(長い音符)が
不安定だったり。
歌っている本人は間違えていないので上手に歌えていると思っていますが、
録音して聴いてもらい、その点を指摘すると
Tさん
「ああ、本当ですね。
この歌、なめてました」
カヌマ
「まず、声に関して何も心配せずに歌えるようにしないと。
一語、一語、口で音程をとるような歌い方では、これだけ音域が
広く、サビの声量が必要な歌は歌えませんよ。
ただメロディに合っているだけの歌になってしまいます」
Tさん
「ただメロディに合わせて一語一語ことばを並べているだけでは
後で聴くと声が頼りなくて恥ずかしいですね」
カヌマ
「そうですね。ことばを聴き手に伝えるためには声がしっかりしないとね」