神奈川県相模原市のボーカル教室 カヌマミュージックスクールです。
サビなどで、高い音が続くフレーズ(一息で歌う)が苦手な人は多いのでは??
特に高音のロングトーン(長い音符)から始まるフレーズは、
「声が続くかしら?」
皆さんは声でその音程(高音)をとろうとするでしょう?
力が入りますよね。
力めばスムースに口が動かず、のど声になり、ヒィー・・・
また「あそこは大丈夫かしら?」「声がかすれるんじゃないかしら?」
と怖がりながら歌うと、体は固まり、のどは閉まり、
「やっぱりうまくいかなかった」ということになります。
例えば、ピアニストが曲の中で高い音が続くからと、力を入れて乱暴に弾きますか?
弾かないでしょう。
じゃぁ、どうすれば??
簡単です。
まず、そのつらいフレーズをグッと下げて、歌ってみてください。
低くすれば、声に力が入らず、ことばもスムースに言えるでしょう。
では、もう少し音程を上げてそのフレーズを歌ってみてください。
そして、だんだん上げてゆけば、声を張り上げなくても、口も、ことばもスムースなまま、オリジナルの高さにもってゆけるでしょう。
例題として、「忘れてしまいたいことや~~」で始まる
「酒と泪と男と女」のサビ。
「飲んで、飲んで、飲まれて飲んで」・・・・結構しんどいですが、
これを① ② ③ の順で歌ってみてください。
③ 飲んで飲んで~(オリジナル)
② 飲んで飲んで~(すこし上げて)
① 飲んで飲んで~(楽な高さで)
どうですか?
口に力が入らず、ことばもスムースにつながり歌えたでしょう。
弱くもならず。
歌を声、声と思い、声で音程をとると、
高い音はいつまでも苦しいものですよ。
低音のフレーズが苦手なひとは、その逆をやってみてください。
低音もチャンとことばが言えますよ。
【sae’sマジック】my old diaries オリジナル(2020 10/8)
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