斑爾里(カルガリー)ちゃんねる

平和ボケのただの日本人が、中央アジアのネタと、日本に残る遊牧遺構の記事など書いた。

ボーズ(包子)

2021年08月22日 | グルメ

ボーズ(包子)

今日はモンゴル料理のボーズを食べました。小籠包や餃子に似た料理で、具を皮で包み蒸して作ります。

モンゴルでは一般家庭で頻繁に食べられているだけではなく、お祝いのときにも必ず出されるほど、定番メニューとなっています。

〈材料〉

小麦粉(薄力粉)100g (強力粉)100g

水 100ml

玉子 1-2個

塩 適量

*皮は市販でも可

 

具の材料

牛挽肉(羊肉)350g

玉ねぎ 1個

ニンニク 適量

(生姜 適量)

塩 適量

 

〈作り方〉

・皮

1.薄力粉と強力粉をボールに入れ、そこに塩と水をくわえて混ぜていきます。

2.最初はポロポロですが、こね続けるとやわらかくなります。

3.こね上がったら丸くした状態でボールに入れ、ラップをかけてしばらく休ませます。

・具材

1.挽肉が手元にない場合は肉を包丁で細かく刻んでもよいです。ミンチにならなくても、細かく刻めていれば大丈夫です。

2.みじん切りにした玉ねぎと、みじん切りにしたニンニク、みじん切りにした生姜をくわえます。

*生姜はお好みで、入れてもいれなくてもよい

3.塩をくわえます。味付けがとてもシンプルなため可能でああれば塩もこだわるといいかもしれませんね。

4.少し水を加え、よく練り合わせます

5.先ほどねかした小麦粉を細長い棒状にして、それをさらに小さく切っていきます。切ったものは手のひらで丸くしてから木の棒で平たく広げちょうどいい大きさ(市販の餃子の皮円型)に伸ばします

6.皮が出来上がったら具を包んでいきますが、実は包み方の決まりも特にないそうです。ただし、肉汁がこぼれないように、つなぎ目を上にするかしっかり閉じるようにして下さい 

*ボーズが底にくっつかないように蒸し器の表面に油を塗ること。

*紙をそれぞれの下に敷いてもよい。

7.蒸し器で15-20分蒸して出来上がりです。

*蒸し器に水が入ってるか確認すること

ボーズとオリビエサラダと牛スジ肉と玉ねぎと生姜を煮込んだスープ。そしてスーテーツァイ(塩バターミルクティー)です

オリヴィエサラダのレシピは以前の記事(5月30日)参照⇒ オリヴィエサラダのレシピ - カルガリーたん (goo.ne.jp)

ボーズの皮も以前のマントゥのときより少しは薄くできました。皮がいくら分厚くてもマントゥのように上にハチミツやメープルシロップをかけて食べるわけにはいかない...

ボーズは牛挽肉と玉ねぎとニンニクと生姜と塩です。肉々しくて、肉汁だくだくでスープみたいで激うまでした!

ありえないかもしれないが、この夕飯で一度にボウズを完食!!

挽肉の量350g全て!


ボウズの御伴の牛スジ肉と玉ねぎと生姜を煮込んだスープの、スープはカップ麺の残りつゆを薄めて使用した汁に、牛スジ、玉ねぎ、刻み生姜、クミン、胡椒です。めちゃめちゃ美味しかったです。

スーテーツァイについては後日upするが牛乳にアールグレイティーパック2個を煮出し、有塩バターひとかけらを溶かして出来上がりです。

ということで、よんでくれてありがとうございました。

ではまたー パカパカー

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シクヴァルキ(脂かす入り蕎麦粥)

2021年07月25日 | グルメ

蕎麦の実を頂きました。これは炊飯器に入れて食べるのもいいけど、手がかかったやりかたで調理して食べてみようかと思って、蕎麦粥を作りました。

そういえばロシアあたりでは蕎麦の実を当たり前のように食べていると、あしやさん(ロシア人You Tuber)が言ってたような気がします。

作ってみた!

「脂かすが入った蕎麦の実:ノスタルジックなソビエト時代のカーシャ」というのがとても美味しそうだったんですね

レシピはロシアビヨンドのサイトから

 

〈材料〉

蕎麦の実 200g

水 400g

塩 

玉ねぎ 1個

塩漬け豚バラ肉 150g

キノコ(このレシピではヒラタケを使う) 150g

うずら卵 10個

ネギ

 

〈作り方〉

1.まずは蕎麦の実を作る。蕎麦の実を煮るときはその2倍の水を使う(そばの実と水の比率が1:2)

使う鍋は厚めで丸い底のものが良い。火がまんべんなく伝わり、焦げ付くリスクが少ない。

水・蕎麦の実・塩ひとつまみを鍋に加え、蓋をする。中火-強火にかけ、沸騰したら、3分ほど煮る

 

2.水がふつふつする位の弱火にし、ほぼ水がなくなるまで15分ほど煮る。

火を止め、蓋をしたまま5分ほど置く。

 

*蕎麦の実の調理をするときのポイントはここで蒸すこと。おいしいカーシャを作るには、ただ置いておいて出来るだけゆっくり攪拌すること。

ポイント1 そばの実は乾燥したものを使うこと

ポイント2 そばの実には必要以上に触れないこと

火にかけてる間はかき混ぜない。調理の途中で水を加えない

 

3.最後に豚バラ肉を小さな角切りにし、フライパンに入れ、弱火から中火にかける。余分な油をとり除いたら、小金に色づき、カリカリするまで炒める。

4.豚バラ肉を炒めている間にうずら卵をゆでる。うずら卵を水の入った鍋に入れ、ゆっくり沸騰させ、沸騰してから5分ゆでる。

 

*ゆで上がったら、卵を冷水の入ったボウルに入れる。温度を急激に下げることで殻の中で卵が縮むため、殻がむきやすくなる。

 

5.玉ねぎとヒラタケを同じ大きさの角切りにし、豚バラ肉を炒めたときの油を使って順に炒めていく。

6.玉ねぎは黄金色になるまで炒め、フライパンから取り出し、置いておく。同じフライパンを温め、ヒラタケを加える。

このときヒラタケをフライパンいっぱいに広げないようにする。こうすることで、ヒラタケが水分を失わず、美しいカラメル色になる。

ヒラタケが出来上がったら、玉ねぎと一緒に置いておく。

7.油をしいたフライパンを強火で熱する。そばの実を加え、表面がカリカリするまで炒める。豚バラ肉、玉ねぎ、ヒラタケを加えて、温かくなるまで全体に混ぜる。塩胡椒で味を整えるのをお忘れなく。

8.すべて揃ったら、お皿に盛り付け、おろしたうずら卵とみじん切りのネギで飾れば、出来上がり。


ロシアビヨンドのレシピと注意書きにほぼ忠実に作りましたが、玉子に関しては鶏卵を使用し、ゆで玉子状態のまま食べたかったのです。

シクヴァルキ(脂かす入り蕎麦粥)の香りが、どこか懐かしかった。

幼少時の頃にお母さんが作ってくれたオカズ

みたいな感じの香り。

味も香りと同じで、とても懐かしい味がしました。

カルガリーたんはロシア人なんか??

顔は誰がどう見ても東洋人で、ほかの東洋人(中国人韓国人その他)からみたら典型的なにっぽん人って言われますが、

カルガリーたんの内なるロシア人が、シクヴァルキをめちゃめちゃ懐かしがるT T

 

北海道産そばの実は、まろやかでえぐみが少なく、米と一緒に炊いて食べるのに向いているらしいので、蕎麦粥としてはクセが足らないと思いました。(やっぱカルガリーたんはロシア人か?!)

何かクセ的なものが欲しい!

っつうんで、亜麻仁油をシクヴァルキの上にかけて混ぜました。

産地はだいぶアレだけど、亜麻仁油が足されるとシクヴァルキの旨みが増し増しになります。

相性抜群!!!

亜麻仁の原産地は中央アジアなので、ロシアや中央アジアなどでは普通に使われているらしいのですが、どう使われているのかとても気になります。

亜麻仁油という油の状態で、熱を入れると効果がなくなるから調理済みのものにぶっかけるようにと言われているので、ロシア料理や中央アジア料理的なものの出来上がったものの上にかけると相性抜群だと思います。

海老名駅のビナガーデンの成城石井にロシア産のアマニオイルが売ってたので、これが使い終わったら買います。

ということで、ではまた

パカパカ☆彡

 

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プロフ(中央アジア原産のピラフ)

2021年07月21日 | グルメ

ピラフの原産は中央アジアである。

トルコ、ペルシャ、ウズベキスタンあたりから始まり人々の交流によって少しずつ広まり、世界中に広まっていったようです。インドではプラオ、イランではポロウ、ウイグルではポロとよばれ、ウズベキスタンではパロフ、プロフ、オシュなどと呼ばれていますが、プロフは実はロシア語のようです。

カルガリーたんは、はじめにこの料理の情報に出会ったときにロシア語である「プロフ」の方が馴染みのよびかたなので以下プロフと呼びます

一週間ほど前の夕飯にこれを作って食べてみました。プロフの素のいうとおり作ったら全然油濃くなかった。本場の作り方は全然違うなーと感動しました。いろんな人のレシピを試したけどこれが一番美味しかった。プロフの素が美味しかったっていうのが大きいのかと思われます。

具材の味が引き立ってました。

左のゴハン料理がいわゆるプロフ。銀座赤の広場(ロシア食品専門店 "Victoria Shop" )で購入したプロフの素を使用して作った

↓のいうとおりに作ったった

読みにくいので書き写します

〈本格的プロフの作り方〉

材料(4-5人分):お好みの肉0.5-1kg(羊肉、豚肉、牛肉、鶏肉)

本品 大 1-2

植物油 200g

レーズン 1カップ

玉ねぎ 5-6個

にんじん 1kg

米 1kg

にんにく 1株

塩 適量


1. 厚手の鍋に油を熱し、玉ねぎ1個を揚げ焼きにします。きつね色になったら取り出しておきます。

2. 同じ鍋でひと口大に切った肉、みじん切りの玉ねぎ、細切りにしたにんじんを中火で炒め、蓋を閉めて30-40分蒸し煮にします。

3. 2の鍋に塩、本品大1-2とレーズンを加え軽くかき混ぜ、洗った米を上からのせます。コメの表面から1-1.5cm上になるように水を注ぎます。

4. コメに均一に火が通るようにやさしくかき混ぜます。(肉と野菜の屑までかき混ぜないように)

5. ところどころ油脂分がぶくぶくと沸騰してきたら、皮をむいたにんにくを加えます。本場ではこのとき菜箸を垂直にさして数か所に蒸気の抜け道を作ります。

6.蓋を閉め、完全に油脂分が蒸発したようになるまで弱火で炊きます。(約30分)

7.火を止め蓋をしたまま15-30分蒸らします。


素のなかみは、コリアンダー 海水塩 パプリカ クミン バーベリー ニンニク 赤唐辛子 ターメリック


内陸アジア料理の割には海水塩っていうのが意外だった。カルガリーたんが中央アジア料理作るときはそれを意識して岩塩でやってたのに。

これのゆうとおりっつっても、米や野菜の量についてはいう事をききませんでした

米は3合。具がすべて被る適度な厚みのある米の量 鍋ではなくフライパン調理

人参や玉ねぎは米3合でほどほどにある程度、肉はイオンモールのスーパーで仔羊ラムが手に入ったのでそれを使用

レーズンはカルドゥーで購入したレーズン

産地は米国産でちょっとアレだけど、プロフの味に支障は無かった。仔羊ラムの産地もオーストラリアでアレだけどくさみもそんなにありませんでした。

日本に入ってくる小麦粉や畜産物などは欧米諸国からの輸入ばっかで、アレやと思いますね。ラムの産地くらいモンゴル産やカザフ産があっても良いのかと思いました。

アレとゆうのは、輸送コストがかかり過ぎる... ベストは全て国産だが輸入に頼らなきゃいけないってなると、輸送コスト等考慮して大陸産(この意味の大陸:カルガリーたんが言うただの「大陸」は全てユーラシア大陸を意味する。)大陸産にしたほうがよいのでは?と思います。

大麦や小麦の麦関係も米大陸や英語圏国家に依存し過ぎている.... これもベストはやっぱ全て国産がよいが、米大陸産よかは、中国産、ロシア産、カザフ産などのほうが好ましい。

国際関係とか色々フクザツで簡単には日本の思い通りにはならないんだろうけど...

物流や人的交流は世界情勢によって分断されている。カルガリーたんが個人的に思っている事だが、日本は大陸に寄るべきだと思います。

英語圏、とりわけ北米大陸依存が過ぎることをあまり好ましいとは思っていません。

この場で書くのは違うかもと思うので割愛しますが、米大陸って日本から遠すぎるやん、どっちかの夜は昼間。なんか...不自然なつきあい?

 

関係ない事をかいてしまいました。

ひとが書く説明は本当に解りやすい。こんな表現の仕方もあるんだと勉強になりました。

という事で、ご清読ありがとうございました。

パカパカ

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ラグマン(汁あり)のレシピ

2021年07月13日 | グルメ

ラグマン(汁あり)きし麺のレシピ

《材料》2人前

牛肉 (羊肉) 120g

じゃがいも 1個

にんじん 1/2個

玉ねぎ 1/2個

トマト 1個

ピーマン 1個

ナス 1本

赤カブ(あればよい)1/2個

水 600cc

きし麺 2人前

刻んだネギ 適量

油 大匙3杯

ニンニク 4粒

トマトペースト(トマトジュースでもよい) 大匙3杯

クミン 小匙1杯

塩 小匙1杯

胡椒 適量

 

《作り方》

1.牛肉(羊肉)、じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、トマト、ピーマン、ナス、赤カブを適当な大きさに切り、ネギを刻み、ニンニク4粒をすりおろす。

2.牛肉(羊肉)に塩をふり味をつける。

3.フライパンに油を敷き、ニンニクを炒め、牛肉(羊肉)を炒め、火が通ったら皿などに入れてよける。

4.じゃがいも・にんじん・玉ねぎを炒める。玉ねぎが飴色になったら、トマト、ピーマン、ナス、赤カブを炒める

5.野菜類と牛肉(羊肉)を合わせて炒め、胡椒とクミンで味をつける

6.600ccの水を沸騰させ、きし麺をゆでる

7.ゆでた湯は捨てずそのままスープとして使用する。きし麺を皿などによけ、トマトペーストで湯に色をつける

8.トマト色になったスープにきし麺を戻し、炒めた肉、野菜を上に載せて出来上がり☆彡


という事でいつもブログ書くのがこんな時間になるのがしんどい

昼夜逆転したやつかと思われてもしょうがない

ラグマンの写真が雑ですみません。初めて汁ありラグマンを作ったので、家で普通に蕎麦とかに使ってる器です。

ラグマンという異国情緒溢れる名前ですが、麺がきし麺なせいかあまり違和感がありません。

次回作る機会があれば、小麦粉から作ってみたいです。

 

赤カブは、季節によっては手に入らないかもしれません。

ということでパカパカ

 

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臓物カレーのレシピ

2021年06月12日 | グルメ

蒸し暑くなるとカレーが食べたくなりますねー。今日の夕飯は、臓物が具のカレーを作りました

この時期は臓物を食べてスタミナつけましぇり★

《材料》

牛スジ🐄

豚レバー🐖

鶏砂肝🐓

牛シマチョウ

玉ねぎ

セロリ葉の部分

ローレル

カシューナッツ

クルミ

塩・胡椒

カレールー

生姜

長ネギの青い部分

 

《作り方》

・臓物の下ごしらえ

牛スジ:3cm~5cm長さに切ります。水から2時間ほど煮ます。このときに長ネギの青い部分や生姜と一緒に煮るとくさみがとれます。

 

牛シマチョウ:脂肪を削ぎ取り、脂肪を別の皿に分けます。(後で炒めに使います)

流水で洗った後、料理鋏で切ります。一度熱湯でゆでこぼし、水洗いし、さらに熱湯で1時間ほど柔らかくなるまでゆでます。

このときも長ネギの青い部分や生姜と一緒に煮るとくさみがとれます。

豚レバー:鮮度は塊の方がよいと思われます。冷水のボウルに入れて、ときどき水を取り替えながら血抜きをします。水に濁りがなくなれば大丈夫、洗って水けをふきとります。

水にさらし過ぎるとレバーの味が抜けてしまいます。30分くらいが目安です。

砂肝(筋胃):筋層の発達した部位です。青白い皮のような部分は硬いので、包丁の先を入れてそぎ取ります。クセがないのでサッと洗うだけで充分です。

※牛スジやシマチョウを煮た湯はとっておく

 

《カレー》

1 玉ねぎの半球はみじん切り、残り半分はすりおろします。セロリの葉は指で千切ります

2 臓物の下ごしらえでシマチョウの削ぎ取った脂肪で、玉ねぎのみじん切りと臓物を炒め、牛スジやシマチョウを煮た湯を加えて煮ます

3 このときローレルとセロリの葉、すりおろした玉ねぎ、ナッツ、クルミを入れて煮、塩・胡椒で味付けをします

4 レバーに箸が通るようになったら、カレールーを入れ、時々底を搔きまわしながら弱火で15分ほど煮て出来上がり☆彡


臓物はメガドンキで購入しました。

臓物は買ったらできるだけ早く調理をしましぇり★

残った分は冷凍保存はするが、それでも出来るだけ早く調理をしたいと思います。。

カレーの御伴は、ドンキで購入したナンです。カレーライスでもいけると思います!

肉専用の冷蔵庫が欲しい!

臓物カレーの味は、臓物といえども違和感が全くなくビーフカレーとそんな変わんない、レバーだけがレバーだなーと思えるだけで、凄く美味しかったので、ぜひともお試しあれー!

ただ臓物の下処理が面倒くさい...

カレーには腸や牛スジに使った長ネギや生姜も入れました。

とっても美味しかったです。

そんなんで、パカパカ~★

 

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