涼しくて歩きやすい感じだったので、久しぶりに遠路遥々、大元集落(旧カナダ村)のカナダオボーに立ち寄る兼、相模大堰を見てくるという散歩に出た。
*カナダ:モンゴル人が発音しやすいように、そこの集落名を母音調和した形。
大元集落がどこにあるのか特定されると非常にまずいので、詳しい場所は伏せる。大元集落の大元とは、大元ウルスという国、元寇でお馴染みの元帝国。
一番初めに大元集落とカナダオボーの様子から。
大元集落入口。草が結んである。これはイタズラなのか?なんかの儀式なのか慣習なのかは分からん。
ここら辺は温暖なので、二期作が盛んな地である。
一方でカナダ人はりんごを栽培する人もいる。
*初見がみたら何の変哲もない字面の一文だが、それで良い。できるだけ特定出来ないように。
寄る度に思うのが、大元集落は、横並びの同調圧集落ではないように見える。
野菜、果物の産地でもなんでもないのに、集落全体が横並びに同じ野菜を栽培している状態を多く見る。ここはそんな事は全くない。二期作が出来るほど物凄い温暖な土地で、りんご栽培などをしたら、地域コミュニティの農民たちが干渉し、「こんな暖かい所でりんごなんか難しいから、やらない方が無難」「周りでこんなことやってる人いないでしょ」「常識的に考えて、これはおかしいでしょ?」などと口出しをする事が多くの農村ではあるというが、大元集落では個々が勝手勝手に好きなものを栽培しているように見えた。個人の作物を写真には撮っていない。数年前の冬、初めて大元集落に足を踏み入れた時に綿花を栽培している人もいた。
起業したい人は自分の土地でやっているし、勝手勝手に生きている感じである。
集落も一長一短ある。
カナダオボー。昨年夏とは様子が違う。オボーの後ろ側を通っている灌漑用水路は比較的新しいようである。用水路引く為にオボーの石堆を削った感じだ。以前から、オボーの円の後ろ側が欠けているのが気になっていた。
モンゴルにある石堆オボー
↓
大元集落については、この記事の一番最後に書いた。
カナダオボーの石堆は、山積の上の方は工業用の砂利として何処かに持って行かれたのかも知れない。山積の下の方は土中に埋まっている。
大元集落の大元は、ダイゲンではなく、ダイオンと読む。正確にはこの国の名前をダイオンウルスとよんでいた。
今日の散歩は海老名駅から。1年半ぶりにドクターペッパーを自販機で買う。
この穀倉地帯も、開発が進んで数年後にはマンション群や宅地群に変わる。もうすぐ見られなくなる。
Tokyo FMブルーオーシャンの生放送を聴きながら散歩していた。ゲストは高いところが無茶苦茶苦手なシンガーソングライターのEill さんをお迎えしていた。彼女の健康の秘訣はサウナ。おすすめのサウナとして草加健康センターの名が出た。
系列の東名厚木健康センターもある。自分はここ推しなのでブルーオーシャンで報道してくれて嬉しかった。
これは何の木だろう?
木の名前多分これ。
マスジド・モスク
相模川
釣り人がちらほらいる。
中津川
ひたすらに国道沿いを歩く。ここらへんの地方は国道に文化が集中している。同じ国道でも、周囲に工場しか無い所とか、役所・ホテル・病院・不動産屋・コンビニしか無いスポットもあり、中古車販売店・タイヤ店・ガソリンスタンドなどの車関係ばっかの区間や、自販機が全く無い区間もある。
国道沿いのドンキホーテに寄る。この店には別館があり、外国から輸入した食材が売っている。自分は珍妙なシロモノが大好き❤
ドンキで購入した物
中国から直輸入したココナッツミルク飲料🥛
初めは甘っ!と思ったけど、甘くないやん。みたいな感じ。以外と味薄い。ココナッツの味はするが牛乳の味はしない。寧ろフレッシュの味に近い。
これも中国から直輸入した王老吉という飲料
老吉。王老吉草本原料を使用したハーブ飲料。苦くはないが、薬のような味。ガチの漢方味。スーパー銭湯などの薬湯の香りを味にしたようなものにも思えるし、未完成のドクターペッパーという感じにも思える。天然の甘味なのかと思ったが、砂糖入ってる。炭酸が入ってるといい。味を説明するのは難しい🫗
これもまた、中国の紅油面皮
まだ食べていないので、後日感想を書く。
本場中国では、ラーメンを“拉麺”とは書かず、“方便”と書く📝
アメリカから輸入したパッションフルーツジュース🍹
これもまだなので後日。
中国の飲料は、電車の中吊り広告のように情報量が多い。
小鮎川
曼珠沙華が綺麗
湯乃泉 東名厚木健康センターが見えてきた。
先ほど書いた、Tokyo FM ブルーオーシャンのゲスト、シンガーソングライターのEill さんをお迎えしていた時、おすすめのサウナとして草加健康センターの名が出た。
これの系列の東名厚木健康センターである。この系列は湯乃泉 健康センターグループ。1980年湯治体験ができる日本で初めて創業した。
サウナが熱熱で、水風呂がカキンカキンに冷たい。ビンゴ大会や、水曜歌謡ショーなどもある。健康ランドなので宿泊も可。雰囲気が旅館みたいである。
健康センター併設のラーメン屋 らーめんぎょうてん屋GOLD
ここでラーメン🍜
ラーメンぎ郎。
ここは、食券制で提出時には、麺の量や味の濃さ、にんにくの量などが選択出来、食券に赤ペンで丸をつけられる。
ぶ厚くジューシーなチャーシュー、四角い断面のこしのある麺と、にんにくが美味しかった😋濃厚な豚骨スープだった。
自分は全くラーメンに詳しくないが、どうやらここは、二郎系インスパイアのメニューと、吉村家の吉村氏伝授の本格家系とんこつ醤油と、大きく2つのらーめんから選べるらしい。
ラーメン屋を出たら雨☔が降っていた。
国道のこの辺りの一角は、日本全国の国道沿いの雰囲気に共通している。国道文化圏で最も文明的なスポットである。マクドあり、ユニクロあり、Aoki あり丸亀製麺あり、おたから屋あり、魂心屋あり、すき屋あり、セブンあり、BMWあり、ヨークマートあり。東名のインター付近。
高速インターの付近にはどういうワケか?ヘンなホテルが多い。
雨の中、相模大堰という所を目指す。
YouTube のアキドチャンネルで相模大堰を見て、行きたくなった。アキドチャンネルとは、水マニアチャンネル。神奈川県内の全ての上水道と灌漑用水を踏破するつもりらしい。
相模大堰とは、横須賀水道有馬系統の取水口。相模大堰はそれの取水堰。その中でも最大級の規模である。
この日は水位が高く、魚道がナイアガラ地獄のように見える。水が果てしなく落ちていきそう(落差56-58m)さくの中危険過ぎる⚠️
最も右岸寄りの水門だけが開いていた。
晴れている時に来たかった。
社家駅まで行き、そこから帰った。
長文お読み頂き、ありがとうございました。
大元集落について
《*元帝国滅亡後、チベット仏教を信仰するようになったモンゴル系民族が、約400年前に日本に渡航した。
彼らが定住させられているこの集落名をモンゴル人が発音しやすいように母音調和した結果、カナダとかいう奇妙な名前になってしまった。
母音調和とは、モンゴル語の母音の法則によれば、男性母音(a,o)と女性母音(e,u)は同じ語に共存出来ない。中性母音(i)はどちらとも共存出来るという。島村一平先生が文春の記事で教えてくれた。
このカナダ村を、国の名前にしたいということで、彼らの祖国は元帝国である為(大元帝国)、これを大元集落とした。
オボー(Овоо)とはモンゴルで建てられる一種の標柱である。オボーはおもにチベット仏教の祭礼が行われる場所であるとともに、山岳信仰、テングリ(天神) といった宗教的意味を示す役割を持つが、同時に境界標識や道標としての役割も持つ。オボーが建てられる主な場所は、平原や平原にある小高い丘、あるいは山頂や峠のような高所に建てられることが多い。川や湖や湧水地の近くにも建てられることが多い。
大元オボーにすると、範囲が大きすぎるためこれに関しては国ではない、村落単位の“カナダ”とする。》
大元ウルスは同時にフビライ(クビライ)帝国でもある。
*フビライ・ハーンが君臨する帝国を指さして、「これはカナダです」というほど私はアホではありません。笑わないで下さい。真面目に言ってます。
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