かんちがい

、かも知れないけど、思いついたことを書いていく、ヤマサキタカシの日記です。

2.がんと言われて思ったこと

2017年04月01日 | 舌がん治療
「悪性の腫瘍がありますが、まだ初期の段階です。早めに見つかってよかったですね」ということを言われ、耳鼻咽喉科のがん専門の先生が別にいるとのことで、その予約を取り、その日は帰りました。

よく、がんと言われて頭が真っ白になった、という話を聞きますが、私の場合は、初期ということもあり、そういう感じはありませんでした。
もともと白板症が前がん段階ということで、少しは心の準備もできていたのかもしれません。


むしろ、実はちょっとホッとしたところもあったと思います。

以前は週6日で仕事をしていたのですが、かなりキツく、精神的にも体力的にも追い詰められたように感じられたので、その1年ほど前に辞めていました。
心情的には、下の曲のような感じでした。

リビングゾンビ


かといって、眠れないとか、食欲がないとかの本格的なうつ病の症状が出る訳でもなく、やっぱ自分はヤワだっただけなのかなぁ、もうちょっと辛抱できたのかなぁ、というやましい気持ちもありました。

しかし、今回自分はがんだったということで、あれ以上頑張らなくて正解だったんだ、というお墨付き?をもらったような気になったのでした。


ただし、自分の生活習慣にも何かしら問題があったのだろうということは反省しようと思っています。

がんの原因となるものが完全に解明されているわけではありませんが、現在ほぼ確実にがんリスクが高くなると言われているのは、ストレス、タバコ、お酒でしょうか。

ストレスは仕事を辞めて週4日の残業のない仕事に就くことができたので、とりあえずはクリア。

タバコはもともと吸わないのですが、前の職場は分煙されていなかったので、下手な喫煙者より煙を吸い込んでいたのではと思うほどですが、現在の職場は分煙されているのでこれもクリア。

お酒は結構好きで、休日には昼からビールを飲んだりしていましたが、健康診断で肝臓がD判定(要精密検査)を受けてしまったので、告知前の半年ほどは、昼ビールはやめ、週2日の休肝日を設けるようにはしていました。

量を減らせば少しは飲んでも大丈夫なのかもしれませんが、自分をコントロールすることに自信がないので、そのがんと分かった日からお酒は一滴も飲んでいません。

今回、がんと分かってから1年ほど経ってからようやく治療に踏み切ったのですが、再発で一番多いのが2年ということで、とりあえずあと2年は頑張ろうかなと思っています。

でもやっぱり、もう死ぬまで飲まない方がいいのかなぁ。自信は全くないけど。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする