「角界の鉄人」玉鷲関が、初日から今日(14日目)まで絶好調!
きょうも翔猿関を立ち合いから電車道で土俵下に突き倒しました。
明日の千秋楽の相撲で勝てば、2度目の幕内優勝!
いまから3年半前の平成31年1月場所、関脇で初優勝した際は、師匠の片男波親方(愛媛県西予市野村町出身)の故郷、愛媛県でも盛大に祝賀会が開催されました。
その時の祝賀会での片男波親方のあいさつで印象的だった言葉が
「人生には3つの坂があります。
ひとつは上り坂。人生上り調子の上り坂でも有頂天になってはならない。
二つ目は下り坂。人生うまくいかないときもあります。
そして、三つめは「まさか!」という坂です。
人生には想定外のことが時として起こります。それが、今回の優勝でした。」
祝賀会の会場は、大きな笑いに包まれましたが、2回目の「まさか!」が起こりそうです。
37歳10か月の優勝は、年6場所制(1958年)以降の史上最年長の優勝とのこと。
2回目の優勝は、「まさか!」ではなく、常日頃の地道な努力の賜物。
丈夫で長持ちの実力者として、師匠の片男波親方も弟子の偉業を称えてほしいと思います。
あすは、一差で追う高安関との本割に勝てば優勝。
負けたら、本割に続いて優勝決定戦で再度、高安関と対決。
二人の過去の対戦成績は拮抗しており、同じ一門ということで稽古もしてきていると思うので。
まさか、連敗することはないと思うが、、、。
そちらの「まさか!」が起こらないことを、テレビ桟敷で祈りたい。