龍山義弘の武道求道録

人生を通じて、様々な武道や出来事に挑戦する過程を綴っていきます。
「人生はチャレンジ!」 命尽きるまで全力投球!

中学相撲の強化合宿

2006年02月19日 | 相撲
2月18日(土)に野村町の乙亥会館で本県中学生の全国中学総体(来年度宇和島市で開催)に向けた強化合宿を行った。
春日館道場からは、マサハル、ジュンイチ、ミノル、ツヨシ、ヨシカズ(息子)を私の車で連れて行った。

県内からは20名の中学生が集まった。当日は高知県の野市中学校、清水中学校も練習試合に来る予定だったが、インフルエンザで学校閉鎖になり、部活動は停止状態とのことで参加しなかった。
しかし、県内選手同士で練習土俵2面を使って濃密な稽古が出来た。関係者は「来なかったので県内選手同士で良い稽古が出来た。結果オーライだよ。」との声もあった。私も陣頭指揮をとり、檄をとばしながら5~6人にぶつかり稽古で胸を出した。ハムストリングスの痛みはあまり感じない。相撲は足関節の捻りの動作がないので大丈夫。

午後からは、スポーツ医科学アドバイザーのカミイケ先生に来て頂き、稽古を見て気づいた点と障害の予防と対策ということでご講義いただいた。
フイジカル(体力)、スキル(技術)、メンタル(精神)の三大要素がスポーツ選手には不可欠ということ。特にフイジカルの面でサッカーのJ2昇格を果たした愛媛FCの選手のことも例に挙げながら的確な話をしていただけた。

相撲では体幹部のケガ(頸椎、腰椎)が最も多く、立ち合いの当たりで1トン近い衝撃がかかるので体幹部の剛体化(固める)が必要となるとのことで、頸椎から腰椎までの背骨はS字を描いているので、その形にあったアゴの引き方、首を鍛える方法、後背筋、肩胛骨の使い方、股関節のストレッチ、膝の向きとつま先の向きが違うとねじれが起こり膝を痛める原因になるという話。納得。私が常に言っていることを科学的に根拠を言ってくれたような内容だった。

「練習でストレッチは15分程度しかやらないと言う選手がよくいるが、一カ所15分ならわかるが、全体で最低でも30分は時間を割きなさい。自分のカラダのケアができない選手は一流選手になれない。」というまとめ。やはり、「ストレッチ」は大事なのだ。

これからは、ヨガの仙人みたいなカラダを目指そうと思う。





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