冷やかしのはずが

先日折り込みチラシが入っていた「田舎ならではのバイト（きゅうり選果）」はどんな仕事なんだろう？と思って、ほぼ１００％冷やかし気分で農協に行ったら、採用されてしまった。今日から約３カ月、すぐ近く（徒歩５分くらい）の「農協共同選果場」でバイトすることになりました。
時給８００円、開始時刻は決まっているが終了時刻は「出荷されてきたきゅうりの選果が終わるまで」、休みはほぼ週１日、という条件です。まあ、こんな中途半端な条件では若い人は来ないだろうと思われ、私が「最若手」の模様。ただ、毎年来ているベテランさんは７０代後半と思われますがものすごく手際が良くて、作業スピードは私なんかの比ではありません。どれくらいすごいかというと、きゅうりを持っただけで大体の重さがわかるらしい。（選別の規定は長さ・重量・曲がり具合の３点で、長さは選別機が測ってくれますが重さは量ってくれないので箱詰めする時に大体の重さがわかっていないと箱重量不足で詰め直しになる）昔、ピザの取引先の人から「製造工場の人たちはすごい。一掴みでトッピングするチーズの規定重量が取れるパートさんがいる」という話を聞いたことを思い出しました。
働いているのは町内の人ばかりですが、全員、私は知らない人。でも、「家はすぐ近くなんです」と言うと、他の人たちから「ああ、喫茶店されるいう人じゃろ？早よ開店して」と言われて、相当驚きました。どうやら私が知らない所で有名人になっているらしい。
今日は出荷量が少なくて午前中で仕事はおしまいです。これからどのくらい忙しくなるのか、ちょっと不安。
シーフードカレー。