このゴミは収集できません

ちょっと前に新聞の読書欄で見て気になっていた本を図書館で借りてきました。

簡単にいうと「芸能活動だけでは収入が少なすぎて食べていけないので副業としてごみ収集の仕事をしている芸人さんが、ごみ収集の仕事をしていて感じたことをまとめた本」です。Twitterでつぶやいている内容が面白いので、Twitterの内容＋αが本として出版された、ということらしい。
ごみの収集をしている方たちって収集車に積み込んでいるだけでそんなにごみの内容を見ていないはず、と思っていたのですが、これを読むと、案外見られているものらしい。そして、収集する側としては非常に迷惑なごみがあることもわかりました（ビーズクッションは「爆弾」と呼ばれている、バランスボールを粗大ごみとして回収すると荷台でコロコロ転がるのでバランスが悪い、等）
すぐに読めてしまう本なので、「ごみは一切出さない」という方以外はぜひ読んでほしいと思いました。ごみを出す時の心構えが変わります（←いつもながら、大げさ）
そして、ちょっと面白いな、と思ったのは、まえがきで「なぜこの仕事（ごみ収集）をすることになったのか」ということが書かれている中で「闇営業」という言葉に脚注が付いていたことです。この本は昨年の９月が初版で、「吉本芸人闇営業騒動」の前に出版されています。今なら大抵の人は「闇営業とは何か？」を知っていると思いますが、１年前には芸能業界人しか知らない言葉だったということですよね。（私も、１年前なら知りませんでした）言葉って、面白い。
マスタードチキン。

お店で出す時には「ハニーマスタードチキン」にしますが、私は甘くない方がいいので「ハニー」は入れない。ただ、これは、美味しすぎて、飲みすぎる（笑）