アジア大会男子マラソンで井上大仁が32年ぶり金メダル!。やったー。
金メダル候補と言われ、そのなかで勝ったからねえ、凄い。
その勝ち方はまるで往年の瀬古利彦のよう。
ゴールが見えたところで競り勝つ。それまではライバルたちの余力を観察し最後に仕掛ける。
タイムより勝利に拘る勝ち方。作戦勝ち。瀬古二世。井上は先行逃げ切りより”まくり”のほうがいいと思う。今年の東京マラソンはそれで失敗したかも。38キロまでは設楽悠太より上位に位置していたからね。その後抜かれてもよく踏ん張った走りをしていた。その時この選手は大した根性の持ち主と思ったものである。瀬古と同様地味だけど。
設楽悠太はタイムより勝利を優先した走りをしながらタイムは日本新記録。でも実はレースでは2位だった。優勝していない。今日の、レースを分析すると、日本人でもオリンピックでアフリカ勢に勝つチャンスがあるように思えてくる。それは何かというと具体的にはオリンピックでは勝利に拘りタイムが遅くなるのではないかということ。その証拠に失礼ながら並みの選手の園田が4位に入っている。ボストンで過酷な条件下で川内優輝が勝った暑さ版である。
日本より涼しいと井上選手は感じていたから、走りやすかったのではないか。
箱根駅伝で活躍した選手が金メダル。他の選手特に神野大地なんかは相当刺激を受けたと思うよ。
