たった今Kindle版読了。家に帰るのももどかしく蕨駅横のドトールで読んでしまったのだ。(笑)
面白かった。今野敏なんてオヤジが読む小説家だと思っていたが、自分もオヤジになったんだろうか(笑)ビンビン響いたよ。よく言えば人生経験豊富な人が読むのに最適。自分には出来ない理想がそこにあるからね。
この隠蔽捜査は隠蔽シリーズ第一作。柚木裕子作品の検事シリーズは、
発刊順番逆で読み進めたので、面白いんだけど遡るにつれて荒らさが目だった。
ところが、この隠蔽捜査は第一作から感心させられた。特筆すべきは作品のバランスである。起承転結のバランスがいい。最後の余韻の分量も適切。長すぎるとぼやける。短いと物足りない。
内容もいい。題名がぴったり。この題名がどうシリーズ化されているのか楽しみである。キャリア官僚の公私がリンクしながら物語が進行するのも作者の丁寧さを感じる。
すでにシリーズ第一作で完成されている。だから読了後即第2作を購入。
果断 隠蔽捜査2
Fire7のAlexa読み上げシステムを利用することにした。これだけでも買った価値ありと思ったねえ。機械の声も馴れるといいよ。気のせいか感情の起伏があって聴きやすい。